政治、日常なんでもチャンプルー

「アウ」が「アー」に置き換えられる例

「ファウル」を「ファール」、「バウムクーヘン」を「バームクーヘン」と言うことがあるように、外来語における「ア段+ウ」が「ア段の長音」で代用される(「ウ」を発音せず前のア段の音を伸ばす)ものがある。
「メリーゴーラウンド→メリーゴーランド」、「グラウンド→グランド」のように「ウ」がまるごと抜けるものもある。
「ファウル」とか「バウムクーヘン」は言いにくいから、言いやすいように「ファール」、「バームクーヘン」と伸ばして発音するようになったのだろう。
「ファウル」と書いてあっても「ファール」と読んだり、「ファウル」と言っているのが「ファール」というふうに聞こえたりすることもあるだろう。

「聞こえる」ことに関しては、「ボーイスカウト」が「ボーイスカート」に聞こえたのも同じ現象と言える。私はそれで洋服のスカートと勘違いしたけど、それとは別に(「ファウル」が「ファール」になるのと同じように)「ボーイスカウト」のことを「ボーイスカート」と言うこともあるみたい。というのは、グーグルで
"ボーイスカウト" "ボーイスカート"
の2フレーズを同時に検索してみたところ、資料系のウェブページでも「ボーイスカート」と表記されているのもちらほらあった。ボーイスカウトは地域地域で拠点があるから、拠点によっては「ボーイスカート」を名乗っている所もあるのだろう。
ちなみに、私と同じように「ボーイスカウト」という言葉を初めて聞いて「男子用のスカート」のことだと思ったという人もいるらしい(例の検索結果でそういう内容が書かれているページもあった)。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「言語・語学」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事