ひかり

健康の事、環境の事、趣味の事…

ボレロ(かぎ針編み)とアンサンブルのセーター(棒針編み)

2013年11月06日 | 編物

今年の秋に、やっと仕上がったボレロ。
今、このボレロとアンサンブルのセーターを編んでいます。


ボレロは、日本ヴォーグ社のサイトから、編図を買いました。
(手づくりタウン→作品・レシピ検索→手芸ナビ この画面から検索して、購入出来ます。)

とても残念ですが、カナダの毛糸は高価で、品質が良くありません。
最初のうちは、毛糸を自分の手に取って選びたかったので、こちらで購入していたのですが、
折角、編んでも、直ぐに毛玉が出来たり、遊び毛が多かったり、毛羽立って来たりするので、
日本から毛糸を取り寄せて、このボレロを編みました。


”日本の毛糸”と言う事で、話しを広げてみると…

TPPは、反対ですが、”もう戻る事は出来ない”という現実があります。
しかし、一方では、日本の品質の良い毛糸が入ってくるのを願っている私です。
でも、高品質なのに値段が高くない日本製の物が恨まれないか心配です。
毛糸だけではなく、他の製品や農作物やサービス等が、
カナダをはじめ外国の市場を占領して恨まれる事がないように、
良い製品を作る技術や、日本の高い労働モラルとその背景にある文化や教育にも
輸出先の国々の皆さんと分かち合える様な交易になれば良いのにと思っています。
勿論、押しつけではなく、望まれればです。


違う話になりますが、
沢山の糸を安価に生産する為に、羊さんが病気になっている、とあるサイトで読みましたが、
こういう事を聞くと、編物が好きで、そしてビーガンの私にとって、
動物の毛や絹糸を使う事は、許される事ではないと言う気持ちになる。
しかし、良いものを、大事に長く使う習慣を取り戻す事が出来れば、
動物にとっても、人間にとっても得する環境になるのではないのかな?と思っています。
(ん~でも、絹糸は、例外でしょうか。)
なので、手あみをする事は、微力ではありながら、環境に貢献出来ているのではないか???
と思わなければ、編物を楽しめない。
それから、手づくりが好きでも時間が許されなかったり、金銭的な問題で、手づくりを心から楽しめない方も居る。
私も含め、みんなが余裕を持って人生を楽しめる社会を実現したいな。