型入りカンパーニュ風です。
均等に切り分けしやすいので、型に入れて焼いています。
(本当は、膨らまなくて失敗したので、上からの映像だけにしておきます。)
※基本は、ウエダ家さんのご本(はじめての自家製酵母パン)を参考にしていますので、
生地の分量や酵母の育て方等、詳しくは、そちらを見て下さい。
(材料)
スペルト粉
林檎ジュース酵母
塩
オリーブ 8個(1/4に切った物を使う)
オリーブオイル 小さじ1
林檎酵母を作り、市販の林檎ジュースに継ぎ足して作った酵母を使いました。
瓶の消毒要らずで簡単に作れます。
冷蔵庫から出して直ぐの写真が左
約一時間後が右です。
パッケージが、膨らんでいるのが解りますか?
では、生地を作ります。
スペルト粉をボールに入れる。
別の容器に、塩を入れ、そこに林檎酵母を入れて混ぜ、スペルト粉に混ぜる。
私は、ボールの中で生地をこねます。
酵母を壊さない様に、優しく手早くこねる。
手に生地がつかなくなったら、生地を丸くまとめて、
parchment paperに移し、密封容器へ入れて、フタをする。
フタが柔らかい場合、フタの真ん中を押して、空気を出来るだけ出して密封する。
一次発酵させる。
一次発酵が終わった所。
では、二次発酵までの作業に移ります。
※生地を入れて焼く容器にparchment paperをしいて準備しておく。
容器から、生地を紙ごと出して台の上に置き、
生地の上にスペルト粉を茶こしを使って振りかけて、
指で優しく空気を抜く様にしながら、生地を広げて行く。
広げた生地の上に、1/4に切ったオリーブを並べ、
生地を丸めて行きます。
スケッパーの先に粉をふりかけ、生地の下に差込み、紙も持ち上げながら、丸めて行く。
最後は、向こう側から生地の残りを載せる様にまとめる。
このままでは、容器に移しにくいので、三つに折り畳みます。
紙から離しやすい様に、生地の周りをスケッパーを使って、生地と紙の間に差し込ん置いてから、
スケッパーの上に生地を乗せ、容器に移す。
生地の上にスペルト粉を振りかけ、生地を均等にする。
乾燥を防ぐため、ラップで容器全体をくるむ。
二次発酵させる。
二次発酵が終われば、次は焼きに入ります。
オーブンを予熱する。
生地が乾かない様に霧を吹きかけ、
スペルト粉を生地の上に振り、
良く切れるナイフで切り込みを入れ、
切り込みにオイルを垂らします。
※私は、ティースプーンにオリーブオイルを入れて、切り込みにオイルを落とし、スプーンの先を使って切り込みに沿ってオイルを延ばします。
予熱したオーブンに入れて、焼きます。
焼き上がったら、直ぐに、パンを紙ごと容器から取り出し、クーラーの上に置いて冷まします。
この時、やけどしない様に注意して下さい。
※焼きたては、美味しいです
切り分ける場合は、冷めてからの方が楽です。
何もつけなくても美味しいし、マーガリンをつけても美味しいです。
同じ様に、クルミとレーズンを入れても美味しい。
メープルバターをつけても美味しいです。
長くなっていますが、最後に、
オリーブの種の簡単で安全な種の外し方をイタリアンの食材店の店長さんに教えてもらいました。
ご参考までにどうぞ。
先ずは、包丁のハラでオリーブを潰します。
これで、実と種が外れやすくなります。
※この時、オリーブから汁が飛び散る事があるので注意して下さい。
右が潰した状態
左が潰す前
潰したオリーブの周りを包丁を使って切り込みを入れて
二つに割ると、簡単に種が取れます。
※店長さんは、実を潰す段階で種が実を突き破る程に潰していましたが、結構力が要るので、やりやすい方法でどうぞ。
更に等分して1/4に切った物をパンに使いました。
以上です。
今日は、長いブログにお付合い下さり、
どうも有り難うございました。
※酵母作り、パン作り、オリーブを切る作業等で体調不良や事故を起しても、当方は責任を負えません。
酵母作りも注意して育て、パン作りもオリーブを切る作業も注意して行って下さい。