ひかり

健康の事、環境の事、趣味の事…

青山さんのご講演をネットで拝見して

2013年11月23日 | 青山繁晴さん


青山さんの講演会に行ってみたい。しかし、今は、思う様にならない。
そんな時、ネットで青山さんが講演なさっている動画を見つけて拝見した。


白梅看護隊の方々の事は、青山さんから伺って知っていたが、
テレビや、ネットテレビで話されるのとは、違って、今でも胸が詰まる思いです。
白梅看護隊の生き残られた方のご証言を少し話して下さっていたからです。

「…青山さん、私は、この10本の指で昨日まで女学校で、お裁縫を習っていた。
今日は、あなたのように、本土から来た青年の、その腸(はらわた)を
無我夢中で、この10本の指で、押し戻していたんですよ。
その青年が、もう亡くなっている事も気が付かないままで御座いました。…」



私は、今この指で編物をする事が出来ている。


本土からの命令で自決をなさってまで私達の祖国を守って下さった
白梅看護隊をはじめとする私達の先輩の方々。
硫黄島で日本国の女性子供老人を自らの命で守って下さった
私達の先輩の方々。

白梅看護隊の自決壕に行くと、未だそこに亡くなった方々がいらっしゃるそうです。
オカルトではなく、おかっぱ頭の、お下げ髪の15歳の少女がまだいらっしゃる。

青山さんのご著書 ぼくらの祖国の中に
「硫黄島に赴任していると、半透明のような帝国軍人と昼も夜も暮らす事になるんですよ。」
などの自衛官から青山さんが聞かれた話が書かれている。
※硫黄島(いおうとう と読む。いおうじまではない。)

成仏したくても、出来ないでいらっしゃるのか…

私達の為に亡くなった先輩の方々全員に、早く成仏して頂く為に、
私達の手で私達の日本国を甦らせたい。
「日本国は、先輩方のお陰で、滅ぶ事無く、そして良い国になりました。」と早く報告をしたい。




胸が詰まる思いだが、

この指で、編物をする事を罪に感じるのではない。

セーターを自分で編む。
シャツを自分で縫って作る。
良いものを、丈夫なものを、自分で作り、長く大切に着る。
子供達に手づくりの物を着させる。
「お母さんが、忙しいけれど、作ってくれた服。大事に着よう。」
「妻がぼくの為に、作ってくれた。大事に使おう。」

物を大切にし、人の心を大切にする文化も大事だと思うから。





初雪が今日降った。


冬のソナタを観て知ったが、
韓国では、初雪の日に、あらかじめ決めておいた場所に待ち合わせをしてデートをするらしい。

戦争で恋も叶わなかった私達の先輩の方々が、
生まれ変わり、そんなデートが出来るように…

吹雪いているのに、ひかりが差していた