【越前岳 其の一】
7時25分 愛鷹山登山口
10時40分 富士見台
あいかわらずなだらか裾野へと広がる富士山の雄大さ。
はたから見ると危なっかしそうな山頂だけれど、現地ではちっぽけな人間程度ではなんともないのだろうな。
富士見台は5m四方ほどの広場だ。
邪魔にならなさそうな場所にレジャーシートを広げる。
靴を脱いでガス缶を出したりカップ麺を引っ張り出したりしていると数名のグループが登って来た。
小さい鉄塔のようなものは写真を撮るための足場だったようで、グループの女性がその台を動かし始めた。
足元の部品が壊れていたりとやや不安はあるものの、少し高くから撮影できるので便利かもしれない。
ワイワイと賑やかなグループの方々(男1、女3)がしばらく撮影などして通り過ぎた後、カップ麺を食べ、ごろごろまったりとコーヒーなどを飲んだりする。
10時40分〜11時35分 お昼休憩
越前岳まであとほんの少し。
それまでの道はゴツゴツとした岩が露出していたり、荒くえぐれていたりと登りづらい。
倒れそうな木々、根っこも露わ、地面も大きくえぐれている所があったり。
12時00分
越前岳山頂へ到着する。
さきほどのグループの方々など、わりと大勢の人が憩っていた。
お昼を済ませているので写真を撮ったらそそくさと通過する。
ここからは十里木高原の駐車場を目指して下るのみだ。
12時10分
勢子辻と十里木登山道との分岐だ。
道標があるのだけれど、勢子辻への道がよくわからなかった。
まともな登山道なのだろうか。
越前岳山頂界隈の登山道は深くえぐれて歩きにくい。
本道以外に幾筋も道ができている。
12時30分
山頂から30分下ると「平坦地」に出た。
平坦地だ。
手がにょきっと出ているよう。
とにかく道が悪い。
いっそのこと、と本道から逸れて歩きやすいところをさっさと歩く。
明らかに歩きやすい。
右手に谷を見ながらぐねぐねと調子よく木々の間を下る。
本道から逸れて歩くのはあまり褒められたことでは無いけれど、とにかく道が悪すぎる。
12時50分
この辺りまで来ると視界も開け、足場もだいぶよくなる。
リンドウ
13時00分
ベンチやテーブルのある広場まで下って来た。
今回の登山でここが1番富士山を綺麗に見ることができるスポットだ。
左右の裾野も全て視界に収めることができる。
広大な風景にしびれてしまいそうだ。
正直、綺麗な富士山が見たいという目的だけに特化するならば、駐車場からここまで来るだけで十分である。
駐車場からここまで小一時間あればスニーカーでも登って来れるだろう。
快適すぎる。
途中、電波塔や反射板横を通過した。
13時15分
展望台が作られていた。
駐車場から来るならば、あと少し、さっきの広場まで登って欲しいものだ。
展望台。
なんというか、申し訳ないのだけれど、わりと邪魔だ。
ススキの広がる越前岳の麓。
階段をトントンと調子よく下る。
ちらほらと登って来ている人とすれ違う。
この時間だと、少しだけ上に登ろうかといった観光の方ばかりだ。
関西にも曽爾高原だとか、ススキで有名なところは多くあるけれど、あいにくススキの季節には行ったことがない。
偶然にも素晴らしい見頃のススキ原を見れて少し感動した。
駐車場のすぐ前なのだけれど、朝は急いでいたこともありまったく目に入らなかった。
ここのススキ原も毎年野焼きが行われるようだ。
これだけの規模を焼き払うのだからなかなかの迫力と危険を伴うことだろう。
13時30分
十里木高原駐車場に到着する。
朝と違い駐車場はほぼ満車状態。
芝生の広場を家族で散歩していたり、ススキを眺めに少し登ってみたりと大勢の人が楽しんでいた。
この景色からやや右には墓地
駐車場に着くとまずはウイルキンソンの炭酸で渇きを癒す。
これが最高だ。
靴についた泥を落としたり、ゲイターを外したりしていると、先に山頂から帰って来ていたご夫婦に話かけられる。
関西ナンバーの僕たちがめずらしかったのか声をかけてくださった。
地元に住んでいる方のようで、沼津アルプスのことなどで会話が弾む。
そこまで深く長くお話ししたわけではないが、一期一会、大切な時間だと思う。
それでは静岡編1日目越前岳、これにて終了。
次回は富士山!
富士宮口五合目より宝永山へ。
まったね〜。
7時25分 愛鷹山登山口
10時40分 富士見台
あいかわらずなだらか裾野へと広がる富士山の雄大さ。
はたから見ると危なっかしそうな山頂だけれど、現地ではちっぽけな人間程度ではなんともないのだろうな。
富士見台は5m四方ほどの広場だ。
邪魔にならなさそうな場所にレジャーシートを広げる。
靴を脱いでガス缶を出したりカップ麺を引っ張り出したりしていると数名のグループが登って来た。
小さい鉄塔のようなものは写真を撮るための足場だったようで、グループの女性がその台を動かし始めた。
足元の部品が壊れていたりとやや不安はあるものの、少し高くから撮影できるので便利かもしれない。
ワイワイと賑やかなグループの方々(男1、女3)がしばらく撮影などして通り過ぎた後、カップ麺を食べ、ごろごろまったりとコーヒーなどを飲んだりする。
10時40分〜11時35分 お昼休憩
越前岳まであとほんの少し。
それまでの道はゴツゴツとした岩が露出していたり、荒くえぐれていたりと登りづらい。
倒れそうな木々、根っこも露わ、地面も大きくえぐれている所があったり。
12時00分
越前岳山頂へ到着する。
さきほどのグループの方々など、わりと大勢の人が憩っていた。
お昼を済ませているので写真を撮ったらそそくさと通過する。
ここからは十里木高原の駐車場を目指して下るのみだ。
12時10分
勢子辻と十里木登山道との分岐だ。
道標があるのだけれど、勢子辻への道がよくわからなかった。
まともな登山道なのだろうか。
越前岳山頂界隈の登山道は深くえぐれて歩きにくい。
本道以外に幾筋も道ができている。
12時30分
山頂から30分下ると「平坦地」に出た。
平坦地だ。
手がにょきっと出ているよう。
とにかく道が悪い。
いっそのこと、と本道から逸れて歩きやすいところをさっさと歩く。
明らかに歩きやすい。
右手に谷を見ながらぐねぐねと調子よく木々の間を下る。
本道から逸れて歩くのはあまり褒められたことでは無いけれど、とにかく道が悪すぎる。
12時50分
この辺りまで来ると視界も開け、足場もだいぶよくなる。
リンドウ
13時00分
ベンチやテーブルのある広場まで下って来た。
今回の登山でここが1番富士山を綺麗に見ることができるスポットだ。
左右の裾野も全て視界に収めることができる。
広大な風景にしびれてしまいそうだ。
正直、綺麗な富士山が見たいという目的だけに特化するならば、駐車場からここまで来るだけで十分である。
駐車場からここまで小一時間あればスニーカーでも登って来れるだろう。
快適すぎる。
途中、電波塔や反射板横を通過した。
13時15分
展望台が作られていた。
駐車場から来るならば、あと少し、さっきの広場まで登って欲しいものだ。
展望台。
なんというか、申し訳ないのだけれど、わりと邪魔だ。
ススキの広がる越前岳の麓。
階段をトントンと調子よく下る。
ちらほらと登って来ている人とすれ違う。
この時間だと、少しだけ上に登ろうかといった観光の方ばかりだ。
関西にも曽爾高原だとか、ススキで有名なところは多くあるけれど、あいにくススキの季節には行ったことがない。
偶然にも素晴らしい見頃のススキ原を見れて少し感動した。
駐車場のすぐ前なのだけれど、朝は急いでいたこともありまったく目に入らなかった。
ここのススキ原も毎年野焼きが行われるようだ。
これだけの規模を焼き払うのだからなかなかの迫力と危険を伴うことだろう。
13時30分
十里木高原駐車場に到着する。
朝と違い駐車場はほぼ満車状態。
芝生の広場を家族で散歩していたり、ススキを眺めに少し登ってみたりと大勢の人が楽しんでいた。
この景色からやや右には墓地
駐車場に着くとまずはウイルキンソンの炭酸で渇きを癒す。
これが最高だ。
靴についた泥を落としたり、ゲイターを外したりしていると、先に山頂から帰って来ていたご夫婦に話かけられる。
関西ナンバーの僕たちがめずらしかったのか声をかけてくださった。
地元に住んでいる方のようで、沼津アルプスのことなどで会話が弾む。
そこまで深く長くお話ししたわけではないが、一期一会、大切な時間だと思う。
それでは静岡編1日目越前岳、これにて終了。
次回は富士山!
富士宮口五合目より宝永山へ。
まったね〜。