被災地のがれき処理

実家のある町で被災地のがれき処理が始まりました。
焼却場のある町は実家から車で15分もかからないところ。
市の発表した放射能の量は0.01マイクロシーベルトで微量です。
でもこれに関するニュースや動画を見てみると、
がれきを載せているトラックが入ってくると、数値がググッとあがって、
最大で0.6まであがってました。

以前原子力のことを勉強してた友達に聞くと、
フィルターもしっかりしてるのを使ってるだろうから、空気中の拡散という面では大丈夫じゃないか
とのこと。
でも、焼却されると、凝縮されるから焼き残った分の処理が問題で、
地下水にしみ込んだり、海に流したりすると手のつけようがないし、
そうなると内部被爆の可能性がたかくなるから、長期的には危ないだろうね、
ということでした。

そもそも広域処理ってほんとに必要なの？
輸送にお金かけて、ほんとなら被災地に回るお金を
「こっちにも回してくれよ」って言ってるんじゃないの？
と思わざるを得ません。

そもそも放射能汚染廃棄物は、現地で処理するのが世界の原則なんでしょ。
被災地でも自分たちで処理する方が、雇用にもつながるんでしょ。
こんな風に日本各地で処理がすすめられると、住めるとこなくなるんでないのか？

私はてっきり、被災県だけではどうしようないからお願い！！
っていう感じなのかと思ったけど、そうじゃないみたい。
自分たちでできることは自分たちでしたいし、
わざわざ東北から九州まで輸送するお金かけてまで、してもらいたい訳じゃないって。
他にも税金の使い道はたくさんあるって。
「細野さん、どうなのよ」って聞きたいです。

放射能が目に見えるものであれば、こんなにのんきに広域処理をすすめよう！
なんてお金を使うこともないだろうし、
反対運動もそれなりに起こるんだろうけどなぁ。