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相撲

2019-01-22 22:38:58 | その他もろもろ
いろんなプロスポーツはあるものの、
相撲界での外国人選手の貢献度の高さは、ピカイチではないかと思う。
それが国技でもあって、相撲の技術だけでなく、言葉も風習も多分ほぼ完全に日本スタイルを受け入れなきゃいけない、っていうことを思うと、外国人力士たちの努力には尊敬しかありません。
でも、いろんな国籍を受け入れている相撲界が、多文化主義的かというと、そうじゃないのは、
女性を土俵にあげたがらないこと、暴力問題が後を絶たないことからも、明らか。
ちなみに、多文化主義的というのは、少数派の文化も尊重することで、金子みすずの、みんな違ってみんないい、ということです。

外国人力士が多いのは、日本人ですら、厳しい修行や師弟関係をいやがるからだろうと思います。
だからこそ、わざわざ違う国からきて、自分の持っていた風習を捨ててまで、相撲に取り組んでいること、伝統をつなぐのに貢献していることを、嬉しく思うし、感謝もします。

でも、稀勢の里がテレビで何年ぶりかの日本人横綱、と紹介されるたび、モヤモヤするんです。
横綱は日本人でなきゃダメなの?日本人の方がいいの?みたいな。
稀勢の里へのプレッシャーも、きっとすごかったと思う。
日本人横綱としての。
日本人ってあえてつけられて周りから見られることへの。

多国籍な日本の文化って、すごくいいことだと思うんです。
残すべきだけでなく、変えてもいい部分、変えなきゃいけない部分もあって、
相撲に携わっている人たちは、きっと色んな努力はしてるはず。
女性への見方については、もっと努力しろよ、と思うけど…

横綱になるってすごいこと。
そこに〇〇人ってつけなくても、充分すごいよ、と思うのです。
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