母子ともにがんばりました。

以前からやってみたいと思ってたテント泊登山。

この連休に坊ガツルで実現できました。
初めてだったので、不安だったけど、去年行ってどんな場所かはわかってたし、
連休なら人も多くて、何かあっても助けてもらえるかも…という期待というか、魂胆もあり。

準備で迷ったのは、食事と着替えをどの程度持っていくか。
足らなかったら困るけど、できるだけ少なくしたいし…と思って自分の着替えは下着のみ、食事はお菓子や行動食を少し多めにしました。

息子くんには私がいつも使うバックパックの中に着替え、おかし、ジャケットを。
その他は初めて使うおさがりのバックパックに入れて私が背負いました。

寝袋とテントを入れて背負ってみると、たいしたことなくて、
これならいけそう！と思ったのですが、食料やらランプやら「この位なら」
と入れていくと、当日の朝には結構な重さに。

歩き始めてしばらくはちょっと息子にそでをつかまれるだけで、ふらふらして、どうなることかと思いましたが、２時間半ほどでテント場に到着。

テント張りも息子が張り切って手伝ってくれて、スムーズにできました。
坊がつるの山小屋には温泉もあるので、温泉に入って、ごはんを食べて、早めに就寝。
とはいえ、息子は何かにつけてヘッドライトを使いたがり、「たんけんにいってくる」と騒いでましたけど。

天気も良かったから、星もきれいに見えて、何とか一日目は無事に終わりましたが、
やっぱり夜は寒く、風も強くて、何度も目が覚めてしまいました。
今まで何度かテント泊したけど、まだぐっすり眠れたことがないような…

次の日はテント場近くの山頂を目指して、昼には撤収下山の予定でしたが、
二人とも寝不足で足取りが重かったことと、下りは息子がぐずりまくって、駐車場についたのは４時すぎ。


ある程度は想像してたので、行きにＳＡに寄った時、最後までがんばって歩くことを約束に欲しがったストラップを買ったんです。
普段なら絶対買わないけど、それで息子が気持ちよくがんばってくれるなら・・・と思ったし、
最近は口うるさく約束を守るよう話してたので、がんばってくれるかと期待したんですが、効果はあまりなかったかな。

とはいえ、最後まで歩いたことにはかわりないので、ほめておけばよかったんだけど、
それもできない位私も疲れて、イライラして、おなかもすいて、何にもいうことができませんでした。

せめてお風呂に入って気分転換を…と思ったけど、連休中だからか、どこも早々と
「今日の営業は終了いたしました」の看板が出てて、せめて何か食べようとお店に入ると、
唯一注文できるのが、2000円以上もするやまめと刺身の定食。
おなかすいててもそれは食べたくないし、食べたくもないものに5000円近く使うなんて自分にはできません。
で、結局スーパーのお惣菜で空腹をしのぎました。

今回のテント泊登山は、息子にも自分にもいい勉強になったと思います。
身体的にも精神的にも鍛えられたというか、きつかったけど、結構できるのね、と思えることもありました。

ただ、またすぐ行きたいとは私も、恐らく息子も思っておらず、やっぱり荷物が軽い方が楽だとも痛感。
次回は早くて夏休みと思うけど、せっかくテントがあるんだし、年に2、3回は登山に限らず使いたいと思います。

私もテントで寝られるようにならないと…