まだまだ道のりは遠いのね

女は子どもを二人産め、産めない人は寄付をしろってか⇒記事はこちら

３月８日は国際女性デーで、国連から日本は女性差別撤廃への努力が足りてないっていう勧告を受けたばかり。
（テレビでは慰安婦問題のことが多いけど、男女の賃金格差とか、議員数の少なさとか、夫婦別姓のこともとりあげられてるんです。）

その後、保育園不足が話題になって、女性が社会に出ることのむずかしさを痛感してたところに、このニュースですわ。
女性は子育てのあと、大学に行ってキャリアをつめばいいだって。
それで女性が不利にならないようにすべきだって。
じゃあ順番を変えて、まず不利にならないような状況を作って欲しいですねぇ。
保育園も足りない、マタハラも賃金格差もあって、家庭を犠牲にしないと出世も難しいような状況で、どんな工夫をしてくれるのかぜひぜひお聞きしたいもんですわ。

子どもを産む・産まないはプライベートなことで、自分で決めるもの。
社会への恩返しでも、国のためでも何でもない。
自分が欲しいと思えばそれでいいんです。好きなタイミングで産んでいいんです。
欲しくなければそれでいいし、寄付しなくったって、税金で十分社会に貢献してるんです。
安倍さんに「あなた社会に貢献してないですよ」って面と向かっていえるのか！？

こういう人がまだいるっていうのは分かってます。
でもね、教育現場にいる人ですよね。そして、校長先生で、権力を持つ立場にもある訳ですよね。
家父長制や固定化された性の在り方が、どんだけ多くの人を苦しめてきたか、分かってないんでしょうなぁ。
それで、自分の考えが間違っていると思ってないって、今までどんなことを子どもたちに伝えてきたのか、想像するだけでも恐ろしい…
他の先生たちも何も言ってないのだとしたら、それもまた問題ではないかと思うのだけど、
もっともっと、他の人にも不満の声をあげてほしいし、こうやって書いていると、言葉使いが悪くなるのも分かる気がします。