デパートへ

家族三人で、とか書くとパパ、ママ、子供、と想像しがちですが、
うちはもちろん、コウくん、おばば、私です。

こっちに引っ越してからというもの、
買い物はもっぱら駐車場のだだっぴろいショッピングモール
が定番だったんですけど、
今回は敬老の日のプレゼント、ということもあって、
すんごく久しぶりにデパートに行きました。

私のおばあちゃん、コウくんにとっては曾ばあちゃんは88歳で、
もう欲しいものなんか何にもないんだろうけど、
うちの母はそういうのに結構うるさいので、
何もしないわけにはいきません。
とはいえ88歳のおばあちゃんに何をあげれば喜んでくれるのか
さっぱり分からないので、すべて母におまかせにしたんですけど、
「これがいいわ」と言ったのが\35,000の紫のカーディガン。
私にはさっぱり分かりません。こういうの。

以前の自分なら「はぁ～！？」ですけど、
ここに引っ越してから変に抗うのはやめようと心に決めていたので
「いいんやない」と言っときました。
おまけに最初の予算は一万円程度のものだったようで、
お金もないので、私のカードでお支払いです。
母と姉と私で分担するつもりなようだけど、多分このまんまやな。

お金はいいんです。
毎日お世話になってるし、おばあちゃんにも元気でいてほしいし、
でもどうもうちの母は高けりゃいいというか、
お金で感謝の気持ちを判断してるような気がします。
もちろん一つの目安にはなるとは思うけど、
ブランド名がなけりゃあそれほど高くはないんだろうに、
あれだけのお金を使うことに納得がいかんのです。

でもこれはある意味、母が喜ぶもの＝高いもの、にもなるわけで、
母に何かプレゼントをする度に、私は納得のいかないお金を
使わなければいけなくなるのかも。
困るわ…