おにいちゃんになりたい

保育園では毎月お誕生日会がありますよね。
おかげでハッピーバースデーの歌も上手に歌えるようになってありがたいことなんですけど、
周りのおともだちがどんどん４歳になっていって、
多分保育園の先生たちがその時に「おにいちゃんになるね」とかなんとか言うんでしょう。
息子くんの頭の中では「４歳になる＝おにいちゃんになる」のようで
最近よく「おにいちゃんになりたい」と言ったり、自分のことを「おにいちゃん」と呼んでます。

その度に「３月になったらおにいちゃんになれるよ～」と言っておるんですが、
周囲はそうはとらないのでバスや電車の中で「じゃあお母さんにがんばってもらわんとねぇ」
なんていわれます。
親戚や友人はシングルマザーなことをしっているので「二人目は？」と聞かれることはなかったのに
思わぬところで二人目を期待されてしまいました。
保育園のお母さんの中に「下の子ができて急にしっかりするようになった」なんて言う人もいて
二人目かぁと漠然に考えることはあってもプレッシャーを感じることはなかったんですが、
先日○ちゃん家に跡取りがいないことが判明。
次男坊でお母さんはお兄さんと住んでいると聞いてたので、てっきりお兄さん家族に子供がいるのかと思っていたらいないそうで、このままだと○ちゃん家の名前を継ぐ人がいなくなると…
「産んでほしいとは言わないけど、産んでくれたらうれしい」と言われてしまいました。
（おんなじことじゃ！とも思うけど）

息子くんを産んでしばらくは母一人子一人ってさびしい感じがして
妹か弟がいたらいいんだろうなぁと思うことはあったけど、
現実的に考えてやっぱり自分の給料で二人育てるのは無理だし、相手もいないので
いろんな道具も親戚や友人にあげまくって、一人っ子でいくつもりだったのに
意味は違っても「おにいちゃんになりたい」とか
「家族増えると楽しいよ」と言われるとねぇ…

どうしたもんだか。