なんとかなるさ~

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おばあちゃん

2012-01-25 13:17:19 | その他もろもろ
土曜日は仕事で、その帰りに子どもと一緒に街中を歩いていたら、
姉から携帯に「おばあちゃん死んだって」との電話。

去年から入院していてほとんど寝たきり状態だったけど、
もうダメかも…と言われつつ半年ほど過ぎていたので、
この調子で100歳くらいまで生きるんではなかろうか?!なんて思ってたのに、
流動食をのどにつまらせたか何かで、容態が急に悪くなって、そのまま亡くなったそうです。

いつ亡くなってもおかしくはない、とは思ってたのでびっくりはしなかったけど、
知らせを聞いたときは、頭が回らずちょっとパニックになってしまいました。
姉からすぐに広島に行くよ、と言われても何を準備すればいいのか、
何時くらいに準備ができるのか、まったく答えられなくて
頭の中を整理するのに、一時間待ってもったほどです。

おかげでその日に行っても夜遅くなるから、もう翌日でいいと言われる始末。
ある程度覚悟はしていても、冷静に行動はできないもんですね。

入院してた時のおばあちゃんは、薬の副作用もあって、ちょっと顔がむくんでたけど、
御棺の中の顔はとてもきれいで、色白で、昔のおばあちゃんを思い出しました。
それでもやっぱり元気な時の顔は違っていて、
私が覚えているおばあちゃんの顔は、お葬式に使われた写真の顔で、
その写真を見て、初めてもう会えないんだと気づいて、ちょっと涙が出ちゃいましたよ。

息子くんは死ぬっていうことがいまいちまだ理解できてないようで、
最初は「げんきになってねっておてがみかく」と言うので、
心臓が止まってしまってもう動けないんだよ、等々
何度か説明を試みたのですが、「なんで?」「なんで?」
と続くので、「もう会えないから、さよならしようね」でごまかしました。

命あるものはいつかなくなるっていうのは、わかっていても寂しいもんで、
その人が自分にとって身近な存在であればあるほど、
それを受け入れるのにも時間がかかるんだろうなぁと
母姉妹を見ていて思いました。

それと、今回お葬式をスカイプで実況中継!にも挑戦してみました。
アメリカに従姉妹がいるんですが、この二人は家も近所で、
孫の中でも一番おばあちゃんに近い存在やったんです。
帰国してもお葬式にも間に合わないということで、
父からスカイプでの実況中継しては?の提案がありまして。
普段会えない親戚の人にも挨拶できてよかったけど、
母たちは「これからは葬式に来なくてもよくなるねぇ」
と心配そうでしたわ。

死んだおばあちゃんもびっくりしてたかな。

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2 コメント

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そうですか・・・ (あちゃ)
2012-01-31 03:45:20
おばあさま亡くなられたのですね。
お気を落とされずに。

子供に、親族の死を説明するのって
結構難しいですよね。

仕事がらお年寄りの死に直面することも
ありますが、長生きされた方の
家族様が満足そうな、穏やかな表情で
死を受け入れられる様子をみていると
「やっぱり、長生きするもんだな~」と思います。
が、それまでの介護負担も大きいので
長生きすることばかりが良いとも言えず。

さて、自分の死に様はどんな風か
人生折り返し(とっくに過ぎているかもしれませんが)に来て、思うこともあります。
今年は、正式に遺書なんぞ作っておこうかと
思案中です。

それにしても
お葬式をスカイプで中継とは
さばけたご家族ですね(笑)。
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あちゃさま (unboundfeet)
2012-01-31 12:51:10
コメントありがとうございます。
祖母がほとんど寝たきり状態になってから、両親の介護や自分の老後を考えるようにはなったけど、自分の死に様ももうそろそろ考える時期でもありますね。

あちゃさんは仕事柄、自分で考えることもできるし、いろんな案も出てくるでしょうけど、素人には分からないことだらけで…
ということで、今『上野先生、勝手に死なれちゃ困ります』っていう本を借りて読んでる所です(笑)。

でもこういう事を真剣に考えるようになるなんて、やっぱり年をとってるんだなぁと痛感します(笑)。
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