なんとかなるさ~

山とか、映画とか、子どもとか、仕事とか

おもろい数字

2007-08-27 22:59:36 | その他もろもろ
夏休みに入る前に、何冊かの専門書を借りておいたんですけど、
その中の一冊におもしろいことが書いてありました。
というか、本の内容が難しくて、その事以外は頭に残ってないんですけど…


女性の社会進出に関する統計ですが、
アメリカで、同性愛者の女性とそうでない女性の年収を比較すると
同性愛者の女性の方が30%近く収入が多いそうです。

日本では、男性の同性愛者はショー・ビジネスの世界で活躍してて
テレビでも目にするけど、女性の同性愛者の存在はあまり目立ちません。
でもアメリカでは女性の同性愛者もよく目にします。
実は私もアメリカにいたとき、長距離バスの中でナンパされた経験があるんですわ。
テレビドラマとか見てても、普通にそういうキャラクターも出てきてたっけ。

同性愛者であることを隠して働いている人もいるだろうけど
性的趣向で差別してはいけないことになっているので、
仮に公表しているとしても、同性愛者であることが就職に不利にはならない、
ということにもなるんでしょうけど、
その分析をした人は、「意識の違い」が収入の差に関係していると解釈してるんですな。
異性愛者の女性には、いざとなれば結婚して夫に養ってもらえばいいという
意識というか選択があるけれど、
同性愛者の女性は、もちろん男性と結婚する気はありません。
つまり「自立しなければいかん」ということを強く意識しているので、
よりよい仕事につきたいという意欲が強いし、それだけ努力もすることになる、
この意識の違いが収入の差に繋がっているという訳なんです。

ほぉ、ほぉ、なるほど、と思ったのだけれど
ではシングル・マザーもそうなんかい?!という疑問を抱きました。
アメリカではそうかもしれないけど、日本ではどうかいな~と正直思います。
職探しすら難しいというのに、収入が多いとは考えにくい…
働く意欲どころか、何が何でも稼がなきゃ、という状況にあるのに
シングル・マザーであるということが不利やなんてなぁ。

研究職以外の仕事を探すとしても、自分には一体どれだけの選択があるのか、
ちょっと考えさせられました。
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