HAVE A NICE SHAVE

クラシックシェービングと男性スキンケアのノート

準備4

2017-09-30 16:08:19 | 両刃カミソリを始める

【ソープ、クリーム】
ドラッグストアで入手できるジェルやフォームは本来カートリッジ式なので両刃カミソリ向きではないが、人によって敢えてそれを使用している人がいるので使用できないと言うわけではない。ここではそれを除外して両刃カミソリ専用として販売されている商品で、まず最初に入手しておきたいアイテムを紹介したい。
ソープ、クリーム類は様々な香りや効能があるため販売数が多いと思われる商品を元に紹介したい。ソープとクリームの違いは一般的にはクリームのほうが泡立てが簡単でアナグマ毛、豚毛両方のブラシとの相性が良い。また、旅行用として小さな容器に詰めやすいのでとかく応用が効く。入門者はまずクリームから入ったほうが面倒が無くて親しみやすいと思う。(もちろん、ソープを買っても全くかまわない)
一方、ソープは固形石鹸と同じ形状をしていてブラシで石鹸を擦り取って使用するので、どちらかと言うと豚毛ブラシと相性が良い。機能的には全く差はないので好きな香りがあるかどうかで選択するかが決まる。

入門者向けのクリーム


Taylor of Old Bond Street natural shaving cream (略称TOBS)
AmazonUSAで一番人気のシェービングクリーム。人気の香りはサンダルウッドだが白檀の香りなので日本人にはアーモンドやアロエベラ系がいいかもしれない。泡立てやすく150ml入りで9£と手頃な価格で使いやすい。まず最初にこれを買って失敗はないと思う。



PRORASOSHAVING CREAM TUBE EUCALYPTUS & MENTHOL 150ML 5.4£
香りは昔の理髪店のような香りだが機能性に優れている。価格も手頃。カミソリ刃の潤滑性が良く、抗炎症成分が入っているのでカミソリ負けに強い。カップに入ったジャータイプとチューブ入りがあるがチューブ入りの泡立ちが断然いいのでそちらがオススメ。

 

上記以外にも星の数ほどソープ&クリームは発売されているが、色々紹介しても混乱するのでまず上の二種を決め打ちで用意してその他は香りや形状など、好みに合わせて選んでいくと効率がいいと思う。

何しろソープは一つ購入すると3ヶ月分はあるので、MAGGARD RAZORZやConnaught Shavingなどのサイトではお試し用に少量販売もあるので、手を広げたい場合はそれらで試すのも良いと思う。

 

雑記:Amazonを見てると、国産の粉状の石鹸が売られています。これはどうなのか?
まず泡立ちですが理髪店で体験する水分の多い緩い泡ができます。上に挙げたソープ関連はもっと密度の濃い刃の潤滑性が高い泡ができますのでかなり性質が違います。どちらが良いかは刃の調子次第です。切れ味の鋭い刃の場合、密度の濃い泡が適していますし、マイルド気味の刃ならば水分が多めのほうが剃りやすいと思います。
外国産ソープの場合は泡立てるときの水分量でそれを調整できますが、粉石けんの場合はその調整はできません。そこは念頭において使用するべきでしょう。また、粉石けんは界面活性剤が入っていますので、皮脂を分解してしまいます。その点は注意が必要でしょう。むしろカートリッジ式用のシェービングジェルやフォームのほうが有用です。
外国産は高価な分、天然油脂を使用した成分で作られている物が多いです。

 



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