ウェネトさまの館

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丸尾末広大博覧会 地下的丸尾劇場(スパンアートギャラリー)

2023年07月02日 20時10分54秒 | 展覧会・美術関連

一昨日は、スパンアートギャラリー「丸尾末広 大博覧会 地下的丸尾劇場」を観たのでございます。
https://span-art.com/exhibition/2023/202306_maruosuehiro.html
(写真撮影は許可を得ておりまする)

丸尾末広の原画はこれまでも観ておるが、実は漫画は全く読んだ事ないのじゃ。

本展は、新作含むカラー原画、下絵、漫画原稿で約70点が展示されておりまする。
神宮字光(わたくしを作って下さったドール作家)のオブジェと、「みどりちゃんフィギュア」もあるのじゃ。

会場はこんな感じ。

観た順に一部載せまする。
原画と下絵が一緒に展示された作品が多いのも嬉しいのぅ。
この写真では分からぬが、下絵も綺麗なのじゃ。

左上《『トミノの地獄 Ⅳ』コミック単行本表紙絵》2018年 アクリル・紙
左下《『トミノの地獄 Ⅳ』コミック単行本表紙下絵》2018年 鉛筆・紙
右上《『トミノの地獄 Ⅲ』コミック単行本表紙絵》2017年 アクリル・紙
右下《『トミノの地獄 Ⅲ』コミック単行本表紙下絵》2017年 アクリル・紙


 
《トミノの地獄1巻口絵セット》2014年 アクリル・紙


 
《無神経かさねが渕》2000年8月「新世紀SM画集」収録
なにやらたいそう過激じゃが、絵が綺麗。


 
《笑う吸血鬼》1998年10号~99年20号「ヤングチャンピオン」不定期連載
吸血鬼だけど美少年じゃ。全部読んでみたいぞよ。


 
上《『夢のQ-SAKU』改訂版コミック単行本表紙》2012年 アクリル・紙
下《『夢のQ-SAKU』改訂版コミック単行本表紙下絵》2012年 鉛筆・紙
本展のメインビジュアル。


 
上《ストロベリーソングオーケストラ『切断の美学』レコードジャケット用イラスト》2010年 アクリル・紙
下《R指定『日本沈没』》CDジャケット用イラスト》2011年 アクリル・紙


 
《「筋肉少女帯・氣志團」Tシャツ用イラスト》2011年 アクリル・紙


 
そして、『少女椿』はこちらに。
漫画がどんなお話なのか気になりまする。


 
《「ミドリちゃん」》2022年 アクリル・紙


 
上《「ミドリⅠ」》2023年 アクリル・紙
下《「ミドリⅠ」下絵》2023年 アクリル・紙


 
楽しみにしていた、神宮字光コーナー。


 
《少女椿へのオマージュ 1》2023年 樹脂、胡粉、油彩仕上げ 23㎝
《少女椿へのオマージュ 2》2023年 樹脂、胡粉、油彩仕上げ 23㎝


 
丸尾末広監修・神宮字光制作の「みどりちゃんフィギュア」は、30体限定。
エントリー式受注販売(既に終了)で、抽選だったのでございます。

ボディは1つじゃが、付け替え可能なお顔が3つ、1粒で3度美味しいのじゃ。
神宮字光による型取りと絵付けで、お洋服も全て手作りだそうな。

どのお顔も可愛く、初日に応募したかったのじゃが・・・
アイスショーやらプチ旅行やらで懐が極寒で、泣く泣く断念したのでございます。シクシク

複製画やグッズも充実。特に、みどりちゃんグッズ可愛い。


 
ぐるぐる観ておったらば、ご持参のみどりちゃんと記念撮影しているお客様発見!
どうしても気になってお伺いしてみたらば、筋金入りの丸尾ファンで、フィギュアはかなり昔に購入なさったそうな。

お写真も快く撮らせて下さりました。同じものをもうひとつ箱付きでお持ちなんだそうな。

話がはずみ、作品について説明して頂いたりもして、たいそう楽しゅうござりました。
どうもありがとうござりました~!

展示は漫画を読んだ事なくとも十分楽しめましたが、やはり『少女椿』と『笑う吸血鬼』は読んでみたいぞよ。

会期は7月9日まで。