前回の日記の続きでございます。
渋谷から銀座に移動し、ギャラリー椿 GT2「桑原 弘明 展」を観ましたのじゃ。
http://www.gallery-tsubaki.net/tsubaki.html
(写真撮影は許可を得ておりまする)
桑原弘明のスコープ、大好きなのでございます。
小さな金属の箱を覗くと、精巧に作られたミニチュアの美しい世界が見え、懐中電灯で照らす光窓の場所を変えると、劇的に変化しますのじゃ。
今回は日時指定の事前予約制じゃったゆえ、行けないやもと半ば諦めておったが、平日は予約ナシでも観られるようになったのじゃ。
会場はこんな感じ。
暗い展示室に、スコープ3点とオブジェ1点が展示されておりまする。
消毒済みの懐中電灯で、それぞれのスコープの光窓を自由に照らして覗き見る事ができまする。
スコープは、てのひらサイズの金属の箱自体もそれぞれ違って美しいのじゃ。
作品の上には、照らす穴の位置と順番も書かれてございます。
覗いた状態を写真に撮るのは、わたくしの古いコンデジと腕では至難の業じゃが、ボケボケながら何とか撮れた写真だけ載せまする。
《Scope「月夜の不思議」》2020
光窓は5つで、変化する光景がそれぞれ素晴らしく、この中に入りたかったぞよ。
覗いた状態の写真は全て失敗したゆえ、DMハガキのお写真をば。
極小の噴水があったり、汽車の窓や煙などが光ったり。
《Scope「夕べの祈り」》2020
こちらも光窓が5つ。
とんでもなく小さく精巧に作られた様々なものがテーブルや暖炉の上に置かれ、窓から光が入る昼間になったり、蝋燭がついて夜になったり。
何とか一部だけ撮れた写真。わかりにくいがの。
《Scope「青藍色の鏡」》2020
部屋の中にある鏡に映る光景が美しかったのじゃが、撮影は失敗。
《時の小鳥》2020
こちらはオブジェ。
本物のインコの卵の中に、テーブルとリンゴが。
こちらの紙スコープは、来場者おひとり1回投票すると、抽選で3名様に当たるのじゃ。
毎回ハズレておりますが、今度こそ当たりますように~。
会期は12月26日まで。ご興味ある方はぜひ。
日本橋高島屋6階 美術画廊X「水ー伊勢﨑 淳・巖谷 國士・桑原 弘明・福田 淳子ー」に展示のスコープ2点も観たかったのじゃが、残念ながら時間切れで断念したのでございます。
日本橋高島屋の会期は28日まで↓
https://www.takashimaya.co.jp/nihombashi/departmentstore/topics/1_2_20201105181101/