昨日は、銀座の3つのギャラリーを観たのでございます。
まずは、ゆう画廊の2つの個展。
https://ywgarou.jimdofree.com/
(写真撮影は許可を得ておりまする)
東北芸術工科大学 卒業生支援プログラムの一環として都内5つの画廊で開催中の「TUAD ART-LINKS 2023」のひとつなのじゃ。
https://www.tuad.ac.jp/news/events/14513/
ゆう画廊は、5階で加藤奈月、6階で赤澤慶二郎の個展じゃよ。
★【5階】加藤奈月 個展 ヨワの森
先月この画廊のグループ展「小さい絵展」で、加藤奈月の作品を初めて観たらば好みで、個展が楽しみだったのでございます。
東京では初個展だそうな。
会場はこんな感じで、24点の展示。
8点を観た順に。
《あの子の夢》140×180㎜ 2023.6 アクリル、キャンバス
最初にお出迎えしてくれる可愛いサイズの可愛い作品。連れ帰りたかった・・・
《夜鳥の夢Ⅲ》410×318㎜ 2023.11 アクリル
《ささやき》220×273㎜ 2023.8 アクリル
《花の小窓Ⅷ》333×242㎜ 2023.5 アクリル
《Deeper》606×530㎜ 2023.10 アクリル
《蒼森標本》420×910㎜ 2023.12 アクリル
《ヨワの森》340×340㎜ 2023.12 アクリル
本展のメインビジュアル。
《子守唄》318×410㎜ 2022.2 アクリル
この作品だけ背景の色彩が違う理由を、在廊なさっていたご本人が教えて下さりましたが、ここでネタばらしはせぬぞよ。フフ
4冊のポートフォリオで学生時代からの作品が見られ、作風の変化も興味深うござります。
素敵な作品を堪能し、ご本人に色々お話もお伺いでき、楽しゅうござりました。
★【6階】赤澤慶二郎 展 〜-3℃の瞳〜
2019年に日動画廊「第6回 未来展 美大の競演」で、この作家の《私が私であるために》という50号の油彩を観て、たいそう衝撃を受けたのでございます。
それ以来作品を観る機会がなかったゆえ、この個展も楽しみだったのじゃ。
会場はこんな感じで、13点の展示。
6点を観た順に。
《風を纏う瞳Ⅰ》2024 パネル、石膏、油彩 2000㎜×4000㎜×35㎜
本当はもっと大きな作品じゃが、展示室に入りきらず、右側の1枚を抜いての展示とか。
《風を纏う瞳Ⅱ》2024 パネル、石膏、油彩 P3号(273㎜×190㎜×30㎜)
本展のメインビジュアル。とっても可愛い。
《風の行方Ⅱ》2024 パネル、石膏、油彩 M6号(410㎜×242㎜×30㎜)
《足跡の行方Ⅰ》2024 パネル、石膏、油彩 P50号(1167㎜×803㎜×35㎜)
モフモフ柔らかそうな羽毛やキリッとした目も綺麗で、たいそうお気に入り。
お顔部分のアップも載せまする。
《光跡Ⅰ》2024 パネル、石膏、油彩 P10号(530㎜×410㎜×30㎜)
《GROUND-エゾタヌキ》2024 パネル、石膏、油彩 SM(227㎜×158㎜×60㎜)
斜めからの写真も。
2名の作家の作品、どちらも好みで観応えござりました。
会期は2月24日まで。この後に観たギャラリーの話は、また後日。
★おまけ話
本日2月22日は「猫の日」だそうな。
ファミリーマートのクロネコのチョコケーキ食べてみたかったけど売切れで、ねこのキャラメル&バニラクリームサンド買ってみたのじゃ。
2段になっていて、中にもクリームが挟まっておるぞよ。