ウェネトさまの館

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どうぞごゆるりとおくつろぎ下さいまし。

金井一郎 灯り展(+ノーション)& イリュミナシオン展(Galleryうぇすと)

2023年07月11日 19時48分46秒 | 展覧会・美術関連

昨日は猛暑の中、銀座で4つのギャラリーを観たのでございます。
観た順に書きますぞ。

まずは、+ノーション「金井一郎 灯り展 光と影の街」
http://notion.main.jp/
(写真撮影は許可を得ておりまする)

大好きな金井一郎の個展、作品は購入したら即お持ち帰り可でどんどん入れ替わるゆえ、たいてい初日早めに行くのじゃが、土日はお供のEが仕事で忙しく、会期3日目になってしもうた。

会場はこんな感じ。
暗い空間に、今回は白い作品だけが並んでおりまする。

毎回新たなアイデアの作品が登場するのも楽しみなのでございます。
今回は、磨りガラスのようなアクリルの窓から室内がぼんやり見え、背景にペガサスの影が浮かび上がるシリーズ。
スイッチは2~4個あり、つけ方によって灯りの変化を楽しめるのじゃ。


 
こちらもスイッチの組み合わせで、雰囲気が変わりまする。
全部つけるとこんな感じ。


 
こちらは2つの灯り作品を組み合わせておるのじゃ。
手前の電柱と木の灯りに手前から光を当てると、奥の建物の壁に木の陰が。
光の当て方によって影の変化も楽しめてお気に入り。


 
スズメちゃんの灯りや、小さなお部屋の灯りも。


 
他にも色々なタイプがございます。


 
ほんの一部しか載せんかったが、素敵な灯りの数々を堪能し、ご本人にもお話をお伺いでき、楽しゅうござりました。
会期は7月14まで。

そして、灯り繋がりなグループ展へ。
Galleryうぇすと「イリュミナシオン展」
https://hamachi-uesuto.jp/exhibition-now/
(写真撮影は許可を得ておりまする)

これまた大好きな作家8名の、光の作品。
2020年に観た「イリュミナシオン展」がたいそう素敵で、今回も楽しみにしておったのじゃ。

会場はこんな感じ。
暗い空間に、それぞれの光の作品が浮かび上がり、美しゅうござります。

8名の展示風景と作品1~2点ずつ、作家名50音順で載せまする。
会場がかなり暗いゆえ、写真がどれも不鮮明じゃがの。

★内林武史

《街の灯と》制作:2023年 素材:木材、樹脂、電機部品、他 サイズ:高さ450×幅315×厚さ75㎜


 
★奥脇真澄
懐中電灯とブラックライトが備えられており、光を当てると発光いたします。

《流れ夢》2023年6月制作 水彩・蛍光蓄光塗料・ミクストメディア 作品実寸W13㎝×H20.5㎝ 額装外寸W20㎝×H27.5㎝


 
★菅野猛

《G5902》サイズ W115×D115×H390㎜ 素材 アルミ,真鍮,ステンレス,銅 他 2023制作


 
★清田範男
海に流れ着いた廃材を利用しており、鉄板の腐食も味がございます。
この作家にとって作品は、宇宙との交信の装置なのだとか。

《惑星間ワープステーション》

《サハラ-駱駝の悲しみ》


 
★桑原弘明
《神のみぞ勝利者なり》2023年制作 116×107×73㎜
桑原作品はこの1点のみ。
この写真では全くわからぬが、左から青、右から緑の光がハーキマーを照らし、丸窓の中に天使の手が見えるのじゃ。


 
★鈴木亘彦

《モノラロイド》サイズ:H30.0×W34.0×D34.0㎝ 素材:ガラス,ハンダ,銅,電子部品,他
色が刻々と変化いたしまする。


 
★本田小夏

《月中航海》2023年制作 高さ12.3×幅16.5×奥行6.8㎝ 素材:アクリル板、紙、木、LED、電池


 
★松島智里

《水の中の天空のように》2023年制作 アッサンブラージュ W220×D50×H260㎜

《自動人形の透明なせめぎ合いの中で》2023年制作 アッサンブラージュ W230×D80×H280㎜

この作家のオリジナルブレンドで、イリュミナシオン展限定の紅茶も数種類、素敵なパッケージで販売されておりまする。

8名の作品それぞれ素晴らしくて観応えあり、相乗効果も素敵でありました。
会期は7月15日まで。

この他に観た2つのギャラリーの話は、また明日書きまする。

★おまけ話
「地球の歩き方 海老のビスク風味ポテトスティック」、セブンイレブンで見つけて買ってみたのじゃ。

昔お供のEが海外に行く時にお世話になったシリーズ本の表紙感ありありで面白く、お味も美味しくて食べ出したらとまりませぬ。
おフランスだけでなく、タイ料理なども出して欲しいぞよ~。