ウェネトさまの館

ようこそいらっしゃいました。
ビスうさ・ウェネトと申します。
どうぞごゆるりとおくつろぎ下さいまし。

揚村弘美 刻耀画展(巷房・1)

2022年07月27日 19時52分22秒 | 展覧会・美術関連

前回のブログの続きでございます。

もうひとつのお目当てだった展覧会を観るべく、奥野ビルへ。
何気にエントランスの集合ポストを観たらば、ツボな気配のDMハガキが貼ってあるではありませぬか。

刻耀画(koku youga)とな? 初めて聞く単語じゃし、知らない作家さんじゃ。
まずは3階のこちらから観てみようかの。

巷房・1「揚村弘美 刻耀画展」
https://gallerykobo.web.fc2.com/kobo1.html
(写真撮影は許可を得ておりまする)

刻耀画は、刻耀石なる人工石の板に描いた絵画だそうな。
展示は11点で、刻耀画7点、石膏板に描かれた作品3点、キャンバスに描かれた作品1点。

会場はこんな感じ。


 
撮った写真がアクリルの反射で分かりづら過ぎじゃが、7点載せまする。

★刻耀画
刻耀石にニードルで細い線を彫り重ねたり、アクリル絵具で描いたりして、マチエールも魅力的。

《雨紋》
DMに使われていたのは、この作品じゃ。
11点の中で1番お気に入りなのに、写真には綺麗な色も複雑な線も全然写っておらぬのが残念(涙)


 
《夏への扉》


 
《時を告げる鳥》


 
《永遠の夏》


 
★石膏板の作品
《凪》
石膏板を長い間ベランダで雨に打たせたり、回りを削ったりして、独特な質感を出したそうな。


 
《猫と魚の休日》
作者の家のまわりには野良猫がたくさんいて、モデルになってくれるんだとか。


 
★キャンバスの作品
《月の空き地》


 
ポートフォリオも3冊ほど置かれておりまする。
魚のモチーフが多うござりますが、実は魚にはトラウマがあるそうな。 

作家ご本人が作品について丁寧に説明して下さり、とても楽しゅうござりました。
会期は7月30日まで。

ここでじっくり作品を観たらば、観る予定だったギャラリーを観る時間がなくなったゆえ、近々また行かねばの。

そしてお供のEの仕事にもついて行き、帰宅して寛ごうとしたらば・・・

耳が~!左耳が取れてしまいましたぁぁぁ!!!(号泣)


 
耳が取れた事は以前にもあったのじゃ。
わたくしを作って下さった偉大なるドール作家・神宮字光さまに手術で治して頂き、全身にお経も書いて頂いたのに・・・(違います。それは耳なし芳一w)

今回も手術を受けるべく、神宮字家附属ビスうさ病院へ入院いたします。
手術は開腹手術で、胴体から頭も外されてバラバラにならねばならぬのじゃ。ううう

ゆえに退院まで時間がかかるやも知れませぬが、また元気な姿で戻るまで、暫しのお別れじゃ~!