前回のブログの続きでございます。
もうひとつのお目当てだった展覧会を観るべく、奥野ビルへ。
何気にエントランスの集合ポストを観たらば、ツボな気配のDMハガキが貼ってあるではありませぬか。
刻耀画(koku youga)とな? 初めて聞く単語じゃし、知らない作家さんじゃ。
まずは3階のこちらから観てみようかの。
巷房・1「揚村弘美 刻耀画展」
https://gallerykobo.web.fc2.com/kobo1.html
(写真撮影は許可を得ておりまする)
刻耀画は、刻耀石なる人工石の板に描いた絵画だそうな。
展示は11点で、刻耀画7点、石膏板に描かれた作品3点、キャンバスに描かれた作品1点。
会場はこんな感じ。
撮った写真がアクリルの反射で分かりづら過ぎじゃが、7点載せまする。
★刻耀画
刻耀石にニードルで細い線を彫り重ねたり、アクリル絵具で描いたりして、マチエールも魅力的。
《雨紋》
DMに使われていたのは、この作品じゃ。
11点の中で1番お気に入りなのに、写真には綺麗な色も複雑な線も全然写っておらぬのが残念(涙)
《夏への扉》
《時を告げる鳥》
《永遠の夏》
★石膏板の作品
《凪》
石膏板を長い間ベランダで雨に打たせたり、回りを削ったりして、独特な質感を出したそうな。
《猫と魚の休日》
作者の家のまわりには野良猫がたくさんいて、モデルになってくれるんだとか。
★キャンバスの作品
《月の空き地》
ポートフォリオも3冊ほど置かれておりまする。
魚のモチーフが多うござりますが、実は魚にはトラウマがあるそうな。
作家ご本人が作品について丁寧に説明して下さり、とても楽しゅうござりました。
会期は7月30日まで。
ここでじっくり作品を観たらば、観る予定だったギャラリーを観る時間がなくなったゆえ、近々また行かねばの。
そしてお供のEの仕事にもついて行き、帰宅して寛ごうとしたらば・・・
耳が~!左耳が取れてしまいましたぁぁぁ!!!(号泣)
耳が取れた事は以前にもあったのじゃ。
わたくしを作って下さった偉大なるドール作家・神宮字光さまに手術で治して頂き、全身にお経も書いて頂いたのに・・・(違います。それは耳なし芳一w)
今回も手術を受けるべく、神宮字家附属ビスうさ病院へ入院いたします。
手術は開腹手術で、胴体から頭も外されてバラバラにならねばならぬのじゃ。ううう
ゆえに退院まで時間がかかるやも知れませぬが、また元気な姿で戻るまで、暫しのお別れじゃ~!