昨日は、3つのギャラリーを観たのでございます。
まずは、ナディッフモダン「伊豫田晃一 特別展」
https://www.bunkamura.co.jp/bookshop/topics/7238.html
(写真撮影可)
大好きな作家で、昨年12月から今年1月にかけて開催された個展「ICONOLOGIA」は、前期・後期どちらも観に行ったのじゃ。
今回は急遽開催される事になった特別展で、新作の油彩画7点が展示され、嬉しゅうござります。
会場はこんな感じ。
今回も素晴らしい作品揃いじゃし、写真撮影OKじゃからの、観た順に7点載せますぞ。
《ICONOLOGIA》2023年 パネルに油彩
昨年の個展前期では、2023年カレンダーの表紙と12ヶ月の原画(紙に水彩・色鉛筆)が展示されておりましたが、これはその12ヶ月を、油彩で1点にまとめた作品なのじゃ。
3月、6月、11月の部分も載せておきまする。
《まおう》2023年 キャンバスに油彩
このボケ写真では全然わからぬが、黒い苺のツヤツヤ感や、リアルな口の恐ろしさがハンパない。
《プルート》2023年 キャンバスに油彩
《マーブル》2023年 キャンバスに油彩
ひと目観るなり「凄っ!」となり、うんと近くから目を皿のようにして舐めるように観てしもうた。
《ミュート》2023年 キャンバスに油彩
ちょっとひねた可愛さがお気に入り。
《柚子》2023年 キャンバスに油彩
《デリカテッセン》2023年 キャンバスに油彩
豚の表情も優しくてお気に入り。
カレンダーやトートバッグなどのグッズや、額装銅版画付き特装版の作品集もございます。
手掛けた出版物などはこちらに。
7点の油彩画、じっくり堪能いたしました。
会期は2月23日まで。
その後は1階の、Bunkamura Gallery「ローザンヌ国際バレエコンクールの50年」展も観たのでございます。
https://www.bunkamura.co.jp/gallery/exhibition/230203_lausanne/
ローザンヌ国際バレエコンクール、50年にもなるのですな。
お供のEは子供の頃バレエを習っておったゆえ、このコンクールの放送も見ておりますのじゃ。
本展は、ローザンヌ歴史博物館で開催された展覧会を再構成したのだそうな。
写真撮影不可が残念じゃが、コンクールの歴史や受賞ダンサーたちを、写真、映像、メダルやポスターなど様々な資料で紹介。
興味深い展示で、特に映像は時間を忘れて見入ってしもうた。
会場デザインも素敵でありました。
会期は明日、2月15日まで。
この後に観た展覧会の話は、また後日。