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記事の引用

2012-07-27 | 子育て
子供とエアコンの付き合い方を考えていたら共感できる記事があったので引用します。
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さて、「暑い時はエアコンのスイッチを入れて部屋を冷やす」
ではなく、「気持ちの良い風を取りいれて涼む」
事を教える事も、子供を育てる上で大切なことだと思います。

男性は暑がりなので、夜風なんかでは涼めないのかも知れない・・・と夫を見ていると感じます。日頃、暑かったらエアコンをつければいい、というポリシー?なので、夜風で充分に過ごせる気温の頃からエアコン頼りの生活です。今は猛暑ですからすっかり外の風で「涼む」という事は出来ず、暑さに苦しみ、深い睡眠が得られなかったり、エアコンにより身体がだるくなったりしています。身体を暑さに慣らしておけば、エアコン29度付けっぱなしで寝たくらいの快適さは自然の風で得られるのになぁ?
いつも暑がっていて、夏の夜風の気持ちよさを、単に「べとべとしたぬるい風」としか思えなくなっているので、ついついエアコンにスイッチ・・・という状況のようです。

こんな風になるまえに(大人はとりあえず身体の成長は終わっているから脇に置いておきます)、子ども達には、夜窓を開けて風を通せば冷たくて気持ちのいい風が通っている事を感じさせます。昼間はプールをしたりエアコンなどの機械頼りでなく涼めるように提案していきます。
日頃、親がすぐにエアコンに頼らない生活態度でいれば、自然に身に付きます。
(もちろん、どうしようもない日はエアコンを使いますが、外の温度とかけ離れない温度で使う事を教えます)

大人は、せいぜいエアコンで身体がだるいとかいう程度の健康被害ですみますが、
「暑かったらエアコンをつける」生活習慣の親のもとで育った子供は、汗腺が発達しないため、
外界の気温変化に対応出来なくなり脳の温度が42度にもなり熱中症で死亡するケース、また
体温を下げるために必要なだけの十分な汗を汗腺がかいてくれない為に体の熱を産生しないように「基礎代謝」を低くして熱がでないようにする「低体温児」が出来てくるそうです。

詳しくは汗をかかない子供(低体温児)が増えた原因と問題と、下記リンクした部分に書いてあります。

もう少し汗をかかない子供(低体温児)が増えた原因と問題を引用しますと
「今の子供は体温が35度くらいが平熱の子がたくさんいます。しかしこれは異常です。キレる子やADHDと子供の低体温とが関係しているのではないかとも言われています」
という事です。汗をきちんとかかないと大人でもイライラしやすくなるそうなので、あながちいい加減な推測でもなさそうですね。

細かい事はともかく生き物として自然な状態で過ごさせてあげるのが親のつとめになっているのが現代の子育てだと思います。

自然、にほったらかしておくと、快適さと便利さを追求し、欲に従う事だけが良しというような方向に、徐々に巻き込まれていくのが現代だからです。

さて、この体温調節が出来ずに、熱中症で子供を失うなどという事は避けたいものです。
どうやら3歳までにどれだけ汗をかいたかというのが大切な事だそうです。

”体温調節機能”の発達に異変が

汗腺の発達

汗を上手にかく事の大切さ

現代の子育てで大変なのは、自然の感性を研ぎ澄ましておき、便利で快適なグッズを使いこなす知恵が必要な所です。

快適だから、と欲に従う事を良しとする流れもありますが、結果的には欲だけに従うと身体を壊す事になります。便利な品物だけで身の回りを固めると、殺伐として目に見えない所で知らないうちにウツになっていたりという事が起こる事です。
例えば、町並みの色はグレーではなく、ベージュが良いとか、心理的に楽しくなる色というものは分かっていますが、商業主義によって置き去りになっている感性がまだまだ沢山あるために、様々な問題が子ども達にも表れています。

心がささくれるのは、ホンのちょっとした事なので、その感性を子供に伝えるのは非常に大切な事なのですが、現代では自然にほったらかしていて学べないので、非常に手のかかる事になっています。

子ども達には「エアコンが便利だとしても、風が涼やかな時(って言い方はあるのかな、音が好きなので使っておきます)にはエアコンを使わないで涼む」事など、欲望と身体の仕組みとの天秤のかけ方を含めて、毎日毎日を積み重ねていく事が「しつけ」であり、親の生き方が子供の財産になる、という事を、日々大切にしていかなければと思います。


子供をたくましく育てる本物の「躾」
コメント
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