クララ紀

せとうち育ちの ゆるいあれこれ
ただいま北関東の田舎に居住中
季節についての記事多め

「言葉とコラージュ、文章の作り方について」1/4

2016-01-19 22:26:59 | 考えたこと

 言葉というのは記号だから、文章を書くという事は、単純に考えて、言葉を組み合わせるだけの事なのかもしれない。

そうすると、その組み合わせの塊をひとつ頭に入れておけば、その組み合わせを組み合わせる事で、コラージュのようにまた違う表現ができるようになる。

 

 組み合わせの組み合わせを「枠」や「型」というんだろう。

それは物語になったり、日々の記録になったり、あるテーマの考察になったり、論文や報告書になったりする。

 コラージュと言葉が違うのは、組み合わせの内部を一から細やかにアレンジできるところにある。

単語という部品をとりかえて効果を試し、違えば簡単に他の部品を付け替えてみれるところにある。

 

 ここまで書いておきながらなんだが、私はそれを念頭に置いて文章を書いてはいない。

ただ、文章作成の全体的なイメージは、そんな風にも考えられるという一つの例を挙げてみた。

このように文章に対するイメージを別のものに見立てるのが、最近の(あまり用をなさない)お気に入りなのである。

 

 では実際はどうなのか。