Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

ド・ロ神父の聖衣

2009-10-29 17:39:43 | 旅行
19世紀、貴族である身分を捨て遥か東方の見知らぬ国へ生涯を神に捧げるべく旅立つ息子のため、母と妹が刺繍をしたド・ロ神父の聖衣です。一針、一針に込められた二人の思いが胸に迫ります。彼が人々から敬愛され慈愛に満ちていた事、母親に届いたでしょうか。一度も帰郷することなく生涯を終えました。神父の墓碑には「わが選べる者の労や空しからず」と刻まれているそうです。

ド・ロ神父

2009-10-29 17:04:08 | 旅行
外海で今もド・ロさまと言って慕われているマルコ・マリ・ド・ロ神父はフランスのノルマンディー地方の裕福な貴族の出身です。1868年禁教の日本へ布教のためにやってきました。しかし外海の人々の貧しさに驚き布教と同時に農業や漁業を推進し、救護院ではパン、そうめん、マカロニ作りを教え、メリヤス編み機で衣類を作る事などいろいろな技術を伝授したそうです。外海町の”道の駅”には「ド・ロさまそうめん」が売られています。。彼は74歳で亡くなるまで貧しい生活を強いられている人々の魂と肉体を救うため力を尽くしたのです。

沈黙の碑

2009-10-29 16:22:10 | 旅行
遠藤周作文学館の上の丘に”沈黙の碑”はあります。この丘から見下ろせる松林の海岸がロドリコ司祭の同僚、ガルベの殉教の地としてイメージできると言うことで此処に碑が建てられたそうです。”人間はこんなに悲しいのに主よ海があまりにも碧いのです”海岸線を眺めていると「沈黙」がノン・フィクションに思われてきます。