孫たちの熱望で”ちびまる子ちゃんランド”なる所へ立ち寄りました。作者さくらももこは私の学校の後輩。彼女のアニメには地方言葉や慣習がたくさん出て来て思わず笑ってしまう。娘たちの子供の頃を彷彿とさせるシーンがいっぱい、懐かしい~。
本殿の上部、奥まった所に家康の廟があります。「人の一生は重荷を負て遠き道をゆくが如し、急ぐべからず。不自由を常と思へば不足なし。……勝つ事ばかり知りて負くる事を知らざれば害其の身に至る。…」これは家康の遺訓です。良い事言っています。”人はただ身の程を知れ草の葉の露も重きは落つるものかな”の歌も遺しています。
此処、久能山東照宮は我が青春時代、学校の遠足の地でした。半世紀振りかしら、娘一家に誘われ訪ねました。確か海岸から1159段もの石段を登って頂上の薄汚れた神社でおにぎりを食べた記憶がある。今や国宝や重要文化財に指定され立派になりびっくり。徳川家康は1616年75歳で駿府城にて薨去、この久能の地に葬ることを遺したのです。二代将軍秀忠(お江の夫、向井 理ですねアッハハハ)により造られた。社殿は日光東照宮より19年も前に造られたそうですから、規模は小さいが日光に勝るとも劣らない歴史があります。