
外海で今もド・ロさまと言って慕われているマルコ・マリ・ド・ロ神父はフランスのノルマンディー地方の裕福な貴族の出身です。1868年禁教の日本へ布教のためにやってきました。しかし外海の人々の貧しさに驚き布教と同時に農業や漁業を推進し、救護院ではパン、そうめん、マカロニ作りを教え、メリヤス編み機で衣類を作る事などいろいろな技術を伝授したそうです。外海町の”道の駅”には「ド・ロさまそうめん」が売られています。。彼は74歳で亡くなるまで貧しい生活を強いられている人々の魂と肉体を救うため力を尽くしたのです。