Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

ジュリエット・グレゴ

2009-11-14 10:26:24 | 日記
横浜のみなとみらいホールでジュリエット・グレゴのシャンソンを聴きました。
二年前にも、来日しこれが最後でしょうと聴きに行ったのですが再び…です。
黒いドレス、アクセサリーなしで彼女のイメージ”黒”は健在です。フランス版”語り”のステージでした。シャンソンは世俗的な歌詞を持つ歌曲なのですから物語を聴かせなくてはなりません。ですから”語り”でいいのです。でもアコーディオンに乗って身も心も揺れるような"歌”も聴きたかった。エナジーが溢れ強い信念を感じさせる十数年前のCDが一番好きです。若かりし頃、サルトルの影響で前衛的である事を旨とした彼女のシャンソンは82歳の今も生きている感じがします。

利休にたずねよ

2009-11-10 17:50:18 | 日記
山本兼一著、PHP研究所発行”利休にたずねよ”を読みました。利休の切腹から始まり時代を遡って語られ最後に答えがでるように構成されていて、ミステリアスな流れもありとても面白かった。日本文化の根底に流れる”侘び”寂び”の世界に恋愛ごとは邪魔だと思う。でもそれもこの小説には必要なのでした。利休が大切にし秀吉の所望にも応えなかった”緑釉の小壷”の謎が最後に明かされる…それが軸になっているのですから。茶道は全く解りませんが、歌舞伎や能と同じように茶道にも様式美がありますね。茶人は誤魔化しのきかない様式美、約束事、その絶妙の境地を求めて精進しているのでしょう。たおやかな品格と気高さ、それを嫌みに見せない謙譲がある利休の茶の湯、精神面の深さを感じます。

クリスマス・キャロル

2009-11-03 10:28:18 | 日記
日本大学国際関係学部の主催でインターナショナル・シアター・カンパニー・ロンドンの”クリスマス・キャロル”を観ました。内容は余りにも有名ですから英語が解らなくても楽しめると思い、良く聞き取れるように一番前に座りました。背景、衣装、会話、音楽(コーラスとアコーディオン、クラリネットのみ)とすべてがシンプルで解り易く本当に良い舞台でした。劇団は1980年Grotowski Methodと言う身体運動を考えて演じる劇団として発足し1992年から日本各地で公演しているそうです。古典的寓話を主に上演し国際的にも認められていると言います。僅か6人で演じる、”クリスマス・キャロル”勿論一人何役も…コミカルな場面もあり会場を和らげていました。クイーンズ・イングリッシュはやはり美しいですね。私は話せないけれど…。一足早いクリスマスを楽しみました。


ブログを本に

2009-11-02 14:29:59 | 日記
私のブログも既に600件余り、本に作成したいと考えていましたが、パソコンの知識が乏しくてなかなかスタート出来ませんでした。製本教室の作品展を機会に教室のYさんが手取り足取りでご教授下さり50ページの薄いものですが本として出来上がりました。長年の夢が叶い嬉しい限りです。今回はロンドン再訪の記事だけですがブログのスタートから本にまとめたいと思っています。楽しみです。

製本教室作品展

2009-11-02 13:38:40 | 日記
熱海市立図書館の製本教室の作品展が初めて開かれました。紙の温もりに惹かれて製本にのめり込んで7年、沢山の作品が出来ました。悲しみを忘れさせてくれた最初のおけいこ”和綴じ”、拙いけれどその一針一針に気持ちが滲んでいます。特別の思いを込めて作った若かりし日の夫の書簡集やお友達から寄せられた鎮魂歌集、本として形作っていく過程にどんなに癒された事か…。今や良き師を得てブログを本にまで出来るようになりました。私を受け入れて下さった先生や教室の方々に改めて感謝です。二日間で100人余りのご来場者がありました。

ちゃんぽん

2009-11-01 17:54:41 | 旅行
長崎名物ちゃんぽんを食べました。長崎中華街、日曜日の夕方と言うのに人はまばらです。準備中のお店が多く、横浜の中華街のあの混雑とは比べものになりません。東京から遠いと言う事はこう言う事かと理解しました。皿うどんの方が美味しかった。しこしこした麺…でもこんなの何回も出会った事あるなあ~。何故か肉団子が一個入っているのです。ちゃんぽんのルーツは100年程前、中国からの留学生のために野菜を沢山取るよう工夫された一品だそうですから…。