岡山大学PRTimes情報データ保管庫

国立大学法人岡山大学の情報発信サイトのひとつである「PRTimes」の情報データ保管ブログ

【岡山大学】岡山大学総合技術部のさらなる進展に向けて山口大学総合技術部との意見交換会を実施

2023-07-04 01:57:22 | 研究全般

~技術職員が「地域中核・特色ある研究大学:岡山大学」の一翼を担う存在にとなるために組織強化を推進します~

 
2023(令和5)年 7月 4日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/
 



◆概 要
 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)では、本年4月に教育研究系技術職員を集約・組織化し「岡山大学総合技術部」を新設し運用を開始しました。今回、発足後3カ月が経ち、部の組織運営等を技術職員組織自らが行い、大学法人運営の一輪を担える体制を構築するため、2023年6月21日に総合技術部の田村義彦部長と同部機器分析・動植物資源技術課の石井誠課長らが山口大学総合技術部を訪問し、意見交換と情報収集を行いました。同大学総合技術部は、2021(令和3)年度から技術職員を全学組織化し、キャリアパス等を整備しています。これらの取り組みは本学と類似していることが多い点から今回の訪問となりました。

 訪問の午前は、同大学宇部地区常盤キャンパス(宇部市常盤台)において、山口大学総合技術部の河元信幸部長から同大学総合技術部の発足から現在に至るまでの経緯と課題等に関する説明が行われました。また、本学総合技術部について、設計製作・社会基盤技術課の堀格郎課長が説明を行いました。意見交換では、山口大学から、総合技術部の部課長間の相互連携によって技術職員のスキルアップとキャリア形成に取り組むこと、高度専門技術者育成プログラムの共同開発や連携機関で技術職員間の研修等を合同開催するなどの提案があり、前向きに進めることとなりました。
 

岡山大学総合技術部について説明する堀課長(中央)

岡山大学総合技術部について説明する堀課長(中央)

 

河元部長から山口大学総合技術部の説明を受ける本学総合技術部技術系管理職ら

河元部長から山口大学総合技術部の説明を受ける本学総合技術部技術系管理職ら

 

リサーチファシリティマネジメントセンターの渡邉事務室長と本学研究協力課、総合技術部管理職らとの意見交換

リサーチファシリティマネジメントセンターの渡邉事務室長と本学研究協力課、総合技術部管理職らとの意見交換

 

機器分析実験施設の担当技術職員から機器共用について説明を受ける本学訪問者ら(右)

機器分析実験施設の担当技術職員から機器共用について説明を受ける本学訪問者ら(右)


 午後は本学研究協力課のメンバーも加わり、山口地区吉田キャンパス(山口市吉田)を訪問。上西研理事・副学長(学術研究担当)を表敬訪問した後、同大学リサーチファシリティマネジメントセンターを訪れ、渡邉政典事務室長からセンターの体制や機能について紹介が行われました。その後の意見交換では、研究設備・機器共用推進に関する情報収集等を行いました。さらに先方のご厚意により機器分析実験施設を見学。共用機器や機器更新に関する現状の視察と意見等を得ることができました。

 山口大学総合技術部では、高度人材育成プログラムや保有技術の可視化を構築。技術職員の高度化に向けた取り組みや学内外に情報発信を積極的に実施しており、本学総合技術部においても社会と大学を繋ぐための情報発信等の重要性を認識できる点であり、人材育成や人的リソースの一元管理等など早急に取り組むべき課題を再確認することができる、有意義な機会となりました。

 今回の意見交換について本学の那須保友学長は「今回の交流が参加者らにとってよい刺激になったこと、山口大学の皆様に厚く御礼を申し上げます。大学における技術職員の組織化やキャリア形成の充実などは地域中核・特色ある研究大学:岡山大学の活動において重要な点です。先進的な取り組みを参考に、しっかりと岡山大学総合技術部を進化・充実させていきます」とコメント。また総合技術本部長を担う佐藤法仁副理事(研究・産学共創総括担当)・副学長(学事担当)・URAは「技術職員の皆さんが自ら変えていこうとするポジティブな変化を執行部がしっかりと受け止め、柔軟に事を進めて行くことが大切だと思います。今回の意見交換で得られた点を本学に見合うようにカスタマイズし、岡山大学総合技術部の独自性を皆さんと共に築き挙げていきます」とコメント。今回の得られた点を総合技術部の運用に活かしていくこととなりました。

 岡山大学総合技術部では、今後も積極的に情報収集を行い、同部が学内だけではなく、広く学外にも認知され、「地域中核・特色ある研究大学:岡山大学」の一翼を担う価値ある存在となるよう全学的な戦略のもと、さまざまな取り組みを進めていきます。今後も岡山大学総合技術部の取り組みにご期待ください。

 

那須保友学長と佐藤法仁副理事・副学長・URA(右)

那須保友学長と佐藤法仁副理事・副学長・URA(右)



◆参 考
・【岡山大学】技術職員の組織化による研究力・イノベーション創出の強化と魅力あるキャリアの構築へ「岡山大学総合技術部」始動!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001355.000072793.html
・山口大学総合技術部
 https://www.yamaguchi-u.ac.jp/tech/index.html
・山口大学リサーチファシリティマネジメントセンター
 http://facility.yamaguchi-u.ac.jp/


◆参考情報
・【岡山大学】TCカレッジ岡山大学サテライト校「医工系コース」開講 ~技術職員の「高度専門人材養成」を強化促進~
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001518.000072793.html
・【岡山大学】地域中核・特色ある研究大学 岡山大学を支える技術職員の「高度専門人財養成」に向けて -令和5年度「TCカレッジ」に岡山大学技術職員が参加-
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001436.000072793.html
・【岡山大学】岡山大学技術職員が東工大TCカレッジ技術・研究支援発表会で「日本電子賞」を受賞!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001140.000072793.html
・【岡山大学】長尾遼講師、太田弘道技術専門職員が文部科学大臣表彰を受賞
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000697.000072793.html

 

岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)

岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)



◆本件お問い合わせ先
 岡山大学総合技術部 事務担当
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1丁目1番1号 岡山大学津島キャンパス 本部棟
 E-mail:sougougijutsubu◎adm.okayama-u.ac.jp
     ※◎を@に置き換えてください。
 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id12212.html

<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究推進機構 産学官連携本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8463
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学SDGs~地域社会の持続可能性を考える(YouTube):https://youtu.be/Qdqjy4mw4ik
 岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 「岡大TV」(YouTube):https://www.youtube.com/channel/UCi4hPHf_jZ1FXqJfsacUqaw
 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2023年7月期共創活動パートナー募集中:
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001510.000072793.html
  
 岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
 岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021~2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000072793.html
 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています。地域中核・特色ある研究大学である岡山大学にご期待ください

 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001523.000072793.html

 


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【岡山大学資源植物科学研究所】高校生向けSummer Science School(SSS)2023〔8/1,火〕

2023-07-04 01:53:46 | イベント開催案内

2023(令和5)年 7月 3日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/
 



◆概 要
 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)の資源植物科学研究所(倉敷市)では、高校生を対象にした「高校生向けSummer Science School(SSS)2023」を、2023年8月1日 (火) に現地開催します。

 今回は、植物研の研究者が、みなさんにAコースからHコースまで計8コースの実験を用意しました。

 高校生であれば学年は不問となっています。みなさまのご参加をお待ちしています。


【日 時】
 2023年 8月 1日 (火)  9:30~17:00

【場 所】
 岡山大学資源植物科学研究所 倉敷キャンパス
 (〒710-0046 岡山県倉敷市中央2-20-1)
 https://www.rib.okayama-u.ac.jp/access/access2/

【内 容】
 9:10〜              受       付
 9:30~10:00   ガイダンス
 10:00~12:00  実          験
 12:00~13:00  昼   休   憩**
 13:00~16:00  実          験   
 16:00~16:30  研究所見学
 16:30~17:00  未来博士号授与式
 
 **昼食・お茶は各自ご持参ください。
  休憩時間に実験を担当する教員や大学院生に「科学」や「科学者」についていろいろ聞いてみましょう! 
 


【対象者】
 高校生(学年不問)

【定 員】
 24名(応募多数の場合は抽選)

【参加費】
 無 料

【お申し込み方法】
・下記URLにある申し込みフォームからお申し込みください。
 https://www.rib.okayama-u.ac.jp/SSS/SSS2023/
・フォームから登録後、自動返信メールが送信されますのでご確認下さい。
・募集期間は7月1日から7月5日です。
・実験コースは(以下のコース説明を参考にして)希望する順番にできるだけ多くのコースを選んで下さい。
・希望に沿って割り振りますが、申し込み人数がコース定員(3名)を超過した場合は抽選となります(コース希望に添えない場合もあります)。
・最終的な参加の可否およびコース確定のご案内は締め切り後にメールにて差し上げます。
・本プログラムへの参加申し込みにあたり、必ず保護者の同意を得て下さい。

【その他】
・提供頂いた個人情報は、本プログラムの目的以外では使用しません。
・当日の様子(写真)は研究所ウェブページで掲載される場合があります。


◆参 考
・岡山大学資源植物科学研究所(IPSR)
 https://www.rib.okayama-u.ac.jp/


◆参考情報
・【岡山大学】資源植物科学研究所 高校生向けSummer Science School(SSS)2022を開催しました
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000838.000072793.html
・【岡山大学】資源植物科学研究所「第1回大原サマーサイエンスインターンシップ」を9月5日〜8日に開催しました
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000880.000072793.html
・【岡山大学】令和5年度岡山大学資源植物科学研究所「一般公開」を開催しました
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001423.000072793.html


◆岡山大学資源植物科学研究所紹介動画
 https://youtu.be/KXs9b2PPYO0
 (YouTube 23:10)

 

 https://youtu.be/DWFZSfxnFxI
 (YouTube 2:15)

 

 



◆本件お問い合わせ先
 岡山大学資源植物科学研究所 SSS2023 担当
 〒710-0046 岡山県倉敷市中央2-20-1
 TEL:086-424-1661
 https://www.rib.okayama-u.ac.jp/SSS/SSS2023/
 お問い合わせフォームは上記URLにあります。

<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究推進機構 産学官連携本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8463
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学SDGs~地域社会の持続可能性を考える(YouTube):https://youtu.be/Qdqjy4mw4ik
 岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 「岡大TV」(YouTube):https://www.youtube.com/channel/UCi4hPHf_jZ1FXqJfsacUqaw
 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2023年7月期共創活動パートナー募集中:
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001510.000072793.html
  
 岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
 岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021~2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000072793.html
 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています。地域中核・特色ある研究大学である岡山大学にご期待ください

 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001522.000072793.html


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【岡山大学】ノンアルコールビールを経口摂取したマウスでタバコに含まれる肺発癌物質に起因する肺腫瘍が有意に減少

2023-07-04 01:52:11 | 医療系

2023(令和5)年 7月 3日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/
 



<発表のポイント>

  • 日本でもっとも飲まれているお酒であるビールに癌抑制効果があることを見出しました。
  • マウス肺発癌実験において、ビールやノンアルコールビールを餌に混ぜて投与したマウスでは、ただの餌を投与したマウスに比べ、同じ量の発がん物質を投与しても出来た腫瘍数は有意に少なく、約半数のマウスには腫瘍は見られませんでした。
  • 肺癌の抑制機構を調べると、がん細胞の発生と成長の両方を抑制していることがわかりました。



◆概 要
 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)の大学院医歯薬学総合研究科の高田潤大学院生は、岡山大学学術研究院医歯薬学域(薬)有元佐賀惠元准教授、岡山大学病院の木浦勝行元教授とともに、マウス肺癌モデルにて、ノンアルコールビールやアルコールを除いたビールを餌に混ぜてマウスに食べさせておくと、肺発癌物質による肺悪性腫瘍の発症数が有意に減少し、うち約2〜5割(15匹中3〜8匹)のマウスには悪性腫瘍が発生しなかったことを明らかにしました。また、その発癌抑制の作用機構は、DNA傷害に対するビール成分による修復促進による癌発症予防、およびがん細胞の増殖シグナル伝達阻害により、癌細胞の増殖を抑制すること、などであることを明らかにしました。

 これらの研究成果は2023年6月7日、Springer Natureの雑誌「Genes and Environment」(インパクトファクター2.627)のResearch Articleとして掲載されました。

 治療法の進歩により、癌は必ずしも死ぬとは限らない病気になりましたが、依然として日本人の死亡原因の一位です。癌発症に生活環境、特に食品・飲料・嗜好品などが大きく影響することが知られており、癌予防法解明への一歩となることが期待されます。
 



◆高田潤大学院生からのひとこと
 普段から飲むビールやノンアルコールビールが癌の予防に役立てばと思い、研究を行ってきました。ビールやノンアルコールビールとタバコはよくあるセットです。まだマウスレベルですが、癌の発症と成長の両方を抑えることが分かり、これが今後の肺癌予防に貢献できることを望んでいます。
 

高田 潤 大学院生

高田 潤 大学院生



◆論文情報
 論 文 名:Chemo‑preventive effects and antitumorigenic mechanisms of beer and nonalcoholic beer toward 4 ‑(methylnitrosamino)‑1‑(3‑pyridyl)‑1‑butanone (NNK) ‑ induced lung tumorigenesis in A/J mice
 掲 載 紙:Genes and Environment
 著 者:Jun Takata, Katsuyuki Kiura, Takamasa Nakasuka, Atsuko Hirabae and Sakae Arimoto‑Kobayashi
 D O I:https://doi.org/10.1186/s41021-023-00276-3


◆研究資金
 本研究は、運営費交付金等で実施しました。


◆詳しい研究内容について
 ノンアルコールビールを経口摂取したマウスでタバコに含まれる肺発癌物質に起因する肺腫瘍が有意に減少
 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r5/press20230628-4.pdf


◆参 考
・岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
 https://www.mdps.okayama-u.ac.jp/
・岡山大学薬学部
 https://www.pharm.okayama-u.ac.jp/
・岡山大学病院
 https://www.okayama-u.ac.jp/user/hospital/


◆参考情報
・【岡山大学】サルナシ果汁を飲ませたマウスでタバコに含まれる肺発癌物質に起因する肺腫瘍が有意に減少することを発見!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001163.000072793.html
・【岡山大学】日本産野生ブドウのリュウキュウガネブおよびヤマブドウを投与したマウスで、有害物質による肝臓障害が有意に減少することを発見
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000415.000072793.html
・【岡山大学】ヤマブドウ果汁を投与したマウスで肺発癌物質に起因する肺癌が有意に減少することを発見!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000165.000072793.html

 

岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)

岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)



◆本件お問い合わせ先
 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 博士課程大学院生 高田 潤
 TEL:086-251-7947
 FAX:086-251-7947
 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id1107.html

<岡山大学病院との連携等に関する件(製薬・医療機器企業関係者の方)>
 岡山大学病院 新医療研究開発センター
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
 下記URLより該当する案件についてお問い合わせください
 http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/ph_company/

<岡山大学病院との連携等に関する件(医療関係者・研究者の方)>
 岡山大学病院 研究推進課 産学官連携推進担当
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
 TEL:086-235-7983
 E-mail:ouh-csnw◎adm.okayama-u.ac.jp
 http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/medical/

<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究推進機構 産学官連携本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8463
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学SDGs~地域社会の持続可能性を考える(YouTube):https://youtu.be/Qdqjy4mw4ik
 岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 「岡大TV」(YouTube):https://www.youtube.com/channel/UCi4hPHf_jZ1FXqJfsacUqaw
 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2023年7月期共創活動パートナー募集中:
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001510.000072793.html
  
 岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
 岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021~2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000072793.html
 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています。地域中核・特色ある研究大学である岡山大学にご期待ください

 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001521.000072793.html

 


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鉄欠乏条件で誘導するフィコビリソームと光化学系I複合体の強固な結合〔静岡大学、岡山大学、理化学研究所〕

2023-07-04 01:50:01 | 理工農系
静岡大学と岡山大学、理化学研究所の共同研究プレスリリースです
 
 
2023(令和5)年 7月 3日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/
 



<研究のポイント>
  • 酸素発生型光合成の初期過程である光捕集に関与するフィコビリソーム(PBS)は、太陽光を捕集し、光化学系タンパク質に伝達します。
  • 本研究は、鉄欠乏環境で培養されたシアノバクテリアから、光化学系I複合体(PSI)にPBSが結合した超複合体を精製することに成功しました。
  • 鉄欠乏条件によりPBSとPSIが強固に結合することを見出しました。


◆概 要
 静岡大学農学部の長尾遼准教授の研究グループは、岡山大学の沈建仁教授、理化学研究所の堂前直ユニットリーダーらと共に、鉄欠乏条件下で培養したシアノバクテリアAnabaena sp. PCC 7120(以下、アナベナ)から、PSIにPBSが結合した、PSI単量体-PBSとPSI二量体-PBSの二種類の超複合体を精製し、それらの分子特性を明らかにしました。

 鉄が添加された通常培養条件では、PSI-PBS超複合体の精製が困難であり、これは両者の相互作用が弱いためだと考えられます。本研究により、鉄欠乏環境によってPBSとPSIの強固な結合が誘導されることを初めて見出しました。

 PBSはほぼすべてのシアノバクテリアに備わっており、太陽光獲得に貢献します。本研究で発見した鉄欠乏誘導によるPBSとPSIの相互作用強化は、多くのシアノバクテリアに備わっているのか、もしくはアナベナに特有なのか、現時点では不明です。このような栄養飢餓によって誘導する未知の分子機構の解明は、光合成生物の光捕集の適応機構に迫る研究へとつながることが期待されます。

 なお、本研究成果は、2023年6月30日に、エルゼビアの発行する国際雑誌「Biochimica et Biophysica Acta - Bioenergetics」に掲載されました。
 




◆静岡大学農学部の長尾遼准教授のコメント
 光合成に関与するタンパク質の特性を理解するためには、細胞から抽出して精製する必要があります。PBSはとても不安定なタンパク質であり、細胞を破壊することでバラバラになってしまいます。今回、鉄欠乏という特殊な条件でアナベナを培養することで、PBSとPSIが強固に結合することを偶然発見しました。これまでの常識だけを信じて研究していたら、決して発見することのない希少な現象と出会うことができました。
 

静岡大学農学部の長尾遼准教授

静岡大学農学部の長尾遼准教授



◆論文情報
 掲載誌名: Biochimica et Biophysica Acta - Bioenergetics
 論文タイトル: Tight association of CpcL with photosystem I in Anabaena sp. PCC 7120 grown under iron-deficient conditions
 著 者: Shota Shimizu, Haruya Ogawa, Naoki Tsuboshita, Takehiro Suzuki, Koji Kato, Yoshiki Nakajima, Naoshi Dohmae, Jian-Ren Shen, Ryo Nagao
 DOI: https://doi.org/10.1016/j.bbabio.2023.148993


◆詳しい研究内容について
 鉄欠乏条件で誘導するフィコビリソームと光化学系I複合体の強固な結合
 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r5/press20230703-1.pdf


◆参 考
・静岡大学農学部(長尾遼准教授)
 https://linktr.ee/ryonag
・岡山大学異分野基礎科学研究所(RIIS)
 http://www.riis.okayama-u.ac.jp/


◆参考情報
・【岡山大学】「強すぎる光」に対する藻類の生存戦略を解明! 強光を受けた際の有用藻類ユーグレナの光エネルギー利用機構を明らかに
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000104.000072793.html
・【岡山大学】光捕集複合体フィコビリソームの単粒子構造解析 -藻類の太陽光エネルギーを吸収するタンパク質構造を解明-
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000119.000072793.html
・【岡山大学】窒素固定を行うアナベナヘテロシストの光捕集機構を解明 ~窒素肥料依存による環境負荷の低減につながる発見~
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000353.000072793.html
・【岡山大学】光合成真核生物で初の光化学系I複合体の多量体構造を解明~原核生物から真核生物への進化を解明する糸口に~
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000620.000072793.html
・【岡山大学】珪藻の光化学系II-集光性色素タンパク質超分子複合体の立体構造解明 ~集光性色素タンパク質の進化を紐解く糸口に~
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000629.000072793.html
・【岡山大学】始原的なシアノバクテリアの光化学系I複合体の立体構造を解明 ~光合成生物の進化を紐解くきっかけに~
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000640.000072793.html
・【岡山大学】シアノバクテリアの光化学系I単量体IsiA超複合体の立体構造解明 ~集光性色素タンパク質の進化を紐解く契機に~
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001263.000072793.html


◆本件お問い合わせ先
<研究に関すること>
 静岡大学農学部 准教授 長尾遼(ながおりょう)
 TEL : 054-238-4251
 WEBサイトやSNSのリンクのまとめ: https://linktr.ee/ryonag

<報道に関すること>
 静岡大学 広報・基金課
 TEL : 054-238-5179

 岡山大学 総務・企画部 広報課
 TEL : 086-251-7292

 理化学研究所 広報室 報道担当
 TEL : 050-3495-0247  

<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究推進機構 産学官連携本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8463
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
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国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています。地域中核・特色ある研究大学である岡山大学にご期待ください

 

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【岡山大学】蛋白質脱リン酸化酵素によるO-GlcNAc転移酵素の新たな制御機構を解明

2023-07-04 01:47:51 | 医療系

2023(令和5)年 7月 3日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/
 



<本研究のポイント>

  • O-GlcNAc型糖鎖修飾は蛋白質の機能を制御する重要な翻訳後修飾の一つである。
  • O-GlcNAc型糖鎖転移酵素(OGT)の局在は蛋白質脱リン酸化酵素(PP2A)の阻害により変化した。
  • OGTとPP2Aの相互作用は栄養やインスリンシグナルに関わる分子機構を制御すると考えられる。



◆概 要
 マダ大学(インドネシア・ジョグジャカルタ市)を中心とする国際共同研究グループは、蛋白質翻訳後修飾に重要な蛋白質脱リン酸化酵素(PP2A)とO-GlcNAc転移酵素の相互調節機構について解析しました。

 O-GlcNAc転移酵素(OGT)は通常は核内に存在し、核内蛋白質の糖鎖修飾を行っています。骨芽細胞においてPP2A阻害剤処理により、OGTは核内から核外へと移行しました。

 本成果は、蛋白質脱リン酸化酵素による蛋白質翻訳後修飾の新たな調節機構を解明するものであり、本学からは学術研究院医歯薬学域(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 口腔形態学分野)の岡村裕彦教授と同大学博士3年生のHeriati Sitosari大学院生らが参画し、科学雑誌「Biochimcal and Biophysical Research Communications」に掲載されました。

 本研究は、「生理的現象における蛋白質翻訳後修飾の調節メカニズム」の重要性と複雑性を改めて示す科学的根拠として注目されます。

 本プレスリリースは、2023年6月28日に開催された岡山大学6月定例記者会見で公開されました。
 

 

 



◆研究者らからひとこと
 蛋白質の翻訳後修飾、特にリン酸化と糖鎖修飾の相互作用については、未知の点が多く、今後も解明を続けます!
 

岡村裕彦教授とHeriati Sitosari大学院生(右)

岡村裕彦教授とHeriati Sitosari大学院生(右)



◆論文情報
 論文名:Inhibition of protein phosphatase 2A by okadaic acid induces translocation of nucleocytoplasmic O-GlcNAc transferase
 掲載誌:Biochimcal and Biophysical Research Communications
 著者:Sitosari H, Morimoto I, Weng Y, Zheng Y, Fukuhara Y, Ikegame M, Okamura H.
 DOI:10.1016/j.bbrc.2023.01.033.
 URL:https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0006291X23000645?via=ihub


◆詳しい研究内容について
 蛋白質脱リン酸化酵素によるO-GlcNAc転移酵素の新たな制御機構を解明
 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r5/press20230628-8.pdf


◆参 考
・岡山大学 学術研究院 医歯薬学域(歯)口腔形態学分野
 https://hiro-okamura.wixsite.com/lab-oralmorphology
・岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
 https://www.mdps.okayama-u.ac.jp/
・岡山大学歯学部
 https://www.okayama-u.ac.jp/user/dent/

 

岡山大学鹿田キャンパス(岡山市北区)

岡山大学鹿田キャンパス(岡山市北区)



◆本件お問い合わせ先
 岡山大学 学術研究院 医歯薬学域(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 口腔形態学分野)教授 岡村裕彦
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1 岡山大学鹿田キャンパス
 TEL:086-235-6630
 FAX:086-235-6634
 https://hiro-okamura.wixsite.com/lab-oralmorphology

<岡山大学病院との連携等に関する件(製薬・医療機器企業関係者の方)>
 岡山大学病院 新医療研究開発センター
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
 下記URLより該当する案件についてお問い合わせください
 http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/ph_company/

<岡山大学病院との連携等に関する件(医療関係者・研究者の方)>
 岡山大学病院 研究推進課 産学官連携推進担当
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
 TEL:086-235-7983
 E-mail:ouh-csnw◎adm.okayama-u.ac.jp
 http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/medical/

<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究推進機構 産学官連携本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8463
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学SDGs~地域社会の持続可能性を考える(YouTube):https://youtu.be/Qdqjy4mw4ik
 岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 「岡大TV」(YouTube):https://www.youtube.com/channel/UCi4hPHf_jZ1FXqJfsacUqaw
 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2023年7月期共創活動パートナー募集中:
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 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています。地域中核・特色ある研究大学である岡山大学にご期待ください

 

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