浦幌町 浦幌神社宮司の 伝統文化道徳教育活動ブログ  「和ごころ」でいこう!

三世代で伝統文化を体験する「うらほろ和ごころ体験塾」の活動を中心に伝統文化に関する活動を浦幌神社宮司が綴るブログ。

うらほろ和ごころ体験塾 第3回目第1部「饅頭と煎餅をつくろう」

2010年07月31日 | うらほろ和ごころ体験塾
浦幌神社宮司が綴る 浦幌発!伝統・文化・道徳教育活動ブログ

去る7月29日、うらほろ和ごころ体験塾の第3回目事業が行はれました。

今回は、「饅頭と煎餅をつくろう」と「日本の昔ばなし神話を学ぼう」の2部構成で開催致しました。

先ずは、1部、「饅頭と煎餅をつくろう」をご紹介致します。

黒糖饅頭をつくろうということで、会員の坂下先生がご指導くださいました。

あんこ入りとあんこなしの二通りつくりました。








約20分蒸します。




蒸し時間の間は、煎餅に挑戦!

昔の煎餅づくりを体験致しました。



昔は、でん粉を水で溶き、この型に流し込んで焼いていたそうです。

会員の年配の方より、当時は砂糖が大変貴重でしたので、こういったお菓子を食べてたと教わりました。

今は、いつでも甘いものが食べられます。幸せですね。

今回は、薄力粉で煎餅をつくってみました。

味を楽しむために、ゴマ入り煎餅も・・・

さすが女の子は、手つきがいいですね~。

歳下の子にも教えてあげます。




生地が出来たら、煎餅を焼きます。

火鉢は、大正時代に浦幌神社で使っていたものです。

昔は、神社にストーブがなく正月もこれで暖をとっていたそうです。

ここ北海道十勝は、-20℃になることもありますので、昔の人は逞しいですね。




みんなも挑戦。

「ぷちゅ~」 「ぷちゅ~」

火にかけると煎餅が泣いているような音が致します。






この子は5歳です。なかなか度胸があります。





みんなでお煎餅を焼きおえました。



さあ~!

どんな饅頭と煎餅ができたのでしょうか?



















黒糖饅頭





煎餅




試食は、第2部の「日本の昔ばなし神話を学ぼう」の後に致しました。







あっという間に完食でした!

あらかじめ焼いていた煎餅もすぐ売り切れました。



饅頭も黒糖の程よい甘さで美味しかったです。

煎餅は私も初体験でしたが、味がシンプルで美味しかったです。



今の子どもは、調味料の色々な味を知っているので、かえってシンプルで素朴な味の方が新鮮なのかもしれませんね。

私も素朴な味に感動したひとりですから、現代子のひとりですね。



ご指導下さった坂下先生、下準備から何から何までお世話になりました。

心より感謝申し上げます。

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