お好み夜話-Ver2

さまよう波動砲

大昔に「ウエスト・ケープ・コーポレーション」という会社に面接に行ったことがある。

「ウエスト・ケープ」=「西崎」、つまり「宇宙戦艦ヤマト」の原作者でプロデューサーの故・西崎義展 氏の会社だ。

別に「ヤマト」ファンでもアニメマニアでもなかったが、たまたまタイミングがよく、なんとなく面白そうだったからのこのこ出かけてみたのだ。


西崎プロデューサーのありがたいお話の後、じきじきの面接となったが、およそ30秒後、失礼ながら彼の人となり、望む人材がわかってしまった。

要するに、西崎プロデューサーはYESマンを求めていたのだ。

いろいろ質問をするけれど、すべてに答えは用意されていて、彼の望む回答をしなければならないというルールが見えてしまったので、ひねくれ者のオヤジは、彼の青筋がピクピクするようなことを言ってしまった。

結果はご覧のとおり、今じゃしがないお好み焼屋のオヤジでございます

でもこの西崎プロデューサー非常に怪しい人で、覚醒剤・大麻を所持して逮捕、起訴され、保釈中に自身の外洋クルーザーでグレネードランチャーやグロック拳銃とともに大量の弾丸も密輸したりして、「あのヤマトのプロデューサーが!!」なんて形容詞付で世間を騒がせちゃった。

そして最後はあっけなく、小笠原の海に停泊していた「YAMATO」から転落して死んじゃった
という、まさに波乱万丈の「ヤマト」漬けの人生だった、合掌


けれど、最初は泣かず飛ばずだった「宇宙戦艦ヤマト」がヒットしたおかげで、現在のガンダム・ガンプラブームがあるといっても過言ではないし、メディアミックスの先駆けともいえる仕組みを作った功績は大きい。

と言ってみたものの、やっぱりあんまり「ヤマト」には興味がわかない。

しかし時間がたつうちに、今度の映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」は「ALWAYS 三丁目の夕日」の「山崎貴」監督なので、ちょっとぐらい見てもいいかなという気になった。

だって、「続・三丁目の夕日」のオープニングに登場するフルCGのゴジラがすばらしかったから

そうと決まれば、気が変わらないうちに劇場へGO !!


がっ、チケット売り場の前まで来て、財布を忘れたことに気がついた

が~ん !!

オヤジ戦艦マチューテ、イスカンダル目前で撃沈

波動砲 無駄撃ち~~~~

やっぱり「ヤマト」には縁がないのんか、ダメダメやまとんちゅ~

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