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お好み夜話-Ver2

ギャンゴとベムラー

ウルトラマンの企画段階でのタイトルは「科学特捜隊 ベムラー」で、「ベムラー」というのは「科特隊」がピンチになると現れる正義の怪獣という設定だった。
 
これ👇正義の怪獣というより「日活」唯一の怪獣「ガッパ」みたいだよなぁ。

さすがにこのデザインはヒーローとはほど遠いと、今度は「成田亨」さんのデザインで「科学特捜隊 レッドマン」となるが、

このオヤジがいうのもアレですが、うーん、もうちょい、正義の味方は顔が命、ってことで決定したデザインが「真実と正義と美の化身」‼️

ウルトラマン誕生だっ!! (まあカラータイマーは大人の事情だからしょうがないんだけど)
 
で、主役になりそこなった「ベムラー」がどうなったかというと、これが正統派?の怪獣になって 第1話「ウルトラ作戦第一号」に登場するのであります。
この誰もが一度は見たことがありそうなスチール写真を、しばらく前にジオラマ化していた。

例によってフィギュアは昔のガシャポンHGでベースは百均だけど、なかなか「ベムラー」の出来が良いのだ。

そのまま飾っていたのでアップしたらホコリが付いとるのが丸見えだわい( ̄◇ ̄;)

でこのベムラーも制作費、という大人の事情で改造され使い回されるのである。
 
そして第11話「宇宙から来た暴れん坊」で「ギャンゴ」として登場する。
手、足を変え、頭のトゲと尻尾を取り、お腹にトーテムポールみたいな模様が入ったものの、後ろから見たらまんま「ベムラー」。

この「ギャンゴ」という怪獣は、もともとは宇宙から降ってきた未知の物質で構成された「生きている石」で、人の思念を実体化させる力がある。
 
そのことを知った金儲けを企む悪人「鬼田」が、いたずら半分に「怪獣になれ」と願い巨大化させてしまって自分が滞在していたホテルを倒壊させてしまい、それに巻き込まれて「鬼田」は意識を失い「ギャンゴ」は実体化したまま大暴れする。
 
防衛隊や科特隊が出動してなぜか「メーサー殺獣光線車」(東宝から借りてきた)の攻撃を受けて耳を吹っ飛ばされ、ついにウルトラマンと一騎打ちとなるが、今回はお遊びのようなコミカルな戦いでウルトラマンがスペシウム光線も発射しないまま、気絶していた「鬼田」が目覚めて「ギャンゴ」は元の石に戻ってしまい、ウルトラマンは石を宇宙の彼方に返しに飛び去っていったとさ、メデタシメデタシ。
ウルトラマンvsギャンゴ
ジオラマは「ギャンゴ」とウルトラマンが戦った海辺のホテル街を模して、またまたガシャポンHGだけどウルトラマンはもうAタイプの手持ちがなく、まあいいだろうとCタイプを使った。

ベースもまた百均のコレクションケースで、山はスタイロホームにティッシュに粘土、海はヘビージェルメディウム、ビル群は今年になってからその存在を知ったガシャポンの「ウルトラマン・ルミナス」というシリーズのストラクチャーで、メルカリでポチした。
 
このルミナスシリーズは中にLEDが仕込めて光るのだが、専用のウルトラマンではサイズがデカすぎてHGならちょうどいいかなと思ったのだ。

まあ丁度良いサイズかなぁ。
でもビルは小さいので色塗ったりけっこう手間くった。
樹木の素材は何十年も前に買ったものだけど、まあ問題なく使える。

縦 約11〜13㎝、横 約23㎝、高さ約10㎝のウルトラ世界。

完成したジオラマをかあちゃんに見せたら、
 
「よく出来てるから遺品に良いね」
 
と言われちまったい💢
 
シュワッ!!
 
 
 
 
 

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