お好み夜話-Ver2

酔っ払っRUN😰

ウエッ・・・、気持ちわりぃ・・・


雨男の師匠の車に便乗して出発したのが午前3時半。

その2時間前まで、仙台の調子コキを説教しながら呑んでいたので、10分くらいうつらうつらしただけでまったく酒が抜けていない。

その日こちらが訪ねて行くはずの調子コキが、なぜ千住にいてオヤジと呑んだくれて、なおかつ我が家に転がり込んだのかという理由は、ちょっとここでは言えないが、ただやはりこの男は調子コキの大バカ野郎だということをあらためて声を大にして言いたい。

まあそんな大バカ野郎に付き合ってマラソン大会の前夜をグダグダにする方もアホなのだが、行きがかり上仕方がなかったのだ・・・。


ともあれ、師匠の車に乗った途端爆睡して、酒臭い息を吐きまくり、雨の東北道を一路伊達へ。

7時ごろ「伊達ももの里マラソン」の駐車場に車を止め、みんなは雨の中会場へ向かったが、まだスタートまで2時間近くもあったので、オヤジだけ車に残って寝かせてもらった。

スタート20分前「ホリちゃん」に起こされ、ぜんぜん酒が抜けていないまま、頭も身体も目覚めていないまま会場へ向かう。

長い仮設トイレの列に並んでとにかく出すものを出し、シューズに履き替えたのはスタート4分前。

すでに走り終わった師匠の子供達とかあちゃんから、呆れたような視線を送られて10㎞のスタート位置に向かう。

まったくウォーミングアップもできないままスタート地点の列につき、はじめてGPSウオッチもスマホも忘れてきたことに気づく。

まあいいさ、酔っ払っらいとはいえ晴れ男のお出ましで雨も上がり、気温19.6度と涼しく走りやすい陽気になったから、小僧のペースで走ればなんということもない。

スタートしてすぐは多くのランナーがペースを上げて追い越してゆくが、急がず慌てずキロ6分ペース。

酔っ払っいなのに身体は軽く、このペースなら走るのに支障はないが、ちょっと吐きそう😱

これが例年のような30度をこえる陽気だったら、1㎞も走ったら「ちょっと、ゴメン」とコースを外れてゲロゲロしたかもしれない。

気温も酔っ払いに味方したと前向きに考えても、医者がこの有様を知ったら自殺行為だと言われるのは必至😁


スタートして3㎞をすぎても酒っ気は抜けず、5㎞の折り返しまでの上り坂にさしかかるとようやくまともになってきて、
ひと足早く折り返してきた師匠とハイタッチをして、「ホリちゃん」と小僧とともに後に続く。

去年このあたりで歩いてしまった小僧は、なんとか今年は走り続けているもしだいにペースが遅くなり、先頭をゆく酔っぱらいオヤジは何度も振り返って様子をみる。

「ホリちゃん」がついているから大丈夫だし、だんだん回復してきたのでこのまま先に行こうかとも思ったが、いやいや自制しよう、スイッチを入れてもしものことがあったらみんなに迷惑をかけるし、このまま楽チンでゴールしすればきれいに酒っ気も消えて夜に備えられる。

給水所では桃がもう品切れで、かわりに食べたスイカがやけに美味かった。

ゴール前500mでダッシュするかと、さかんに小僧をけしかけたが、とうとう加速装置は作動しないままマイペースでゴール。

記録は、オヤジが1時間04分39秒、小僧と「ホリちゃん」がほぼ同タイムで1時間05分08秒。

まああれだけ酒臭い酔っぱらいだったから、こんなもんでいいんじゃない。

でも負け惜しみで言うんじゃないが、この1ヶ月コンスタンスに走って、坂道・階段の練習も頻繁にやっていたおかげでまったく苦しくもなく、飛ばそうと思えば飛ばせる余力を充分に残していたので、ちょっとだけ自信を持った。


ゴール後にお楽しみ抽選会があるのだが、オヤジがゴールしたらまた雨が降り出してきたので、駅前で行商ができそうなほどの量の参加賞の桃と、荷物をまとめて会場から引き上げた。

そして車はふたたび東北道に入り仙台を目指し、高速を下りてからすぐの日帰り温泉で汗を流し、今夜の宿のビジネスホテルへ。

東京から戻って来る調子コキは5時頃仙台に到着するというので、合流する居酒屋 ( 一番搾りがあって、地の物が食べられる ) を予約して、ひとまずホテルの部屋で缶ビールで乾杯。

行きのグダグタがなかったかのような絶好調で500ml缶を干し、じじいのションベンのように降り続いている雨の中、国分町を歩いて予約の店へ向かった。

半個室のようになっている席に落ち着き、まずは缶ビール以外にお目にかかったことがない「一番搾りプレミアム」の樽生から。

でもやっぱり普通の一番搾りの方に戻し、マンボウの腸の串焼き「まん腸」なるものや、金華サバや白レバーなどをつまんでいると調子コキ到着。

ふたたび乾杯して、次は焼酎に。

いいかげん食べて飲んで、子供たちもお眠になってきたので、かあちゃんと小僧もホテルへ戻り、野郎どもは2軒目へ。

地元に帰ってきてズーズー弁丸出しの調子コキがそのとおりに調子コキ、焼酎から日本酒へなだれ込んで、3軒目へ。

飲んだ後にやっちゃぁいけない中華屋に、調子コキの強引さで引っ張り込まれ、ラーメンやら餃子をビールで流し込んでまたまたグダグダになって大バカ野郎と別れてホテルに戻ったのは、それでも午前0時前。

わざわざオマエのために仙台まで遠征して来たのに、この伸び放題の髪の毛をなんとかしろ‼️

今度はオマエが出張床屋をモグランポでやれ‼️

と何度も念を押したが、はたして調子コキの頭に入ったのやらどうか・・・。

ベロベロで目覚め、ベロベロで眠りにつく、そしてオヤジの夏休みは明日もつづく👍

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