ニッコウキスゲの花びらも黄色く輝いていた。
途中でトイレタイムと給水がわりのかき氷を食べた後、延々下って日光駅へ。
これまたかあちゃんにははじめてと言っていい、長~いダウンヒル。
標高1635mから1000mを切ると、とたんに気温が上がってきて、下っていても汗ビッショリ。
走って上ってくる人はふたり、サイクリストもふたり、すれ違いざまに挨拶を交わす。
こっちは行きはバスでスイスイだけど、走って上るのはけっこうキツイや。
もう正午を回り、お腹も減ってきた。
早く温泉に入って、冷た~い例のヤツをやりたい。
そのために2日間禁酒したのだ。
大谷川にかかる霧降大橋をわたりGPSをストップ、総距離13.21㎞、日光駅はもう目と鼻の先。
地方に行ったら立ち寄ることにしている農産物の直売所があったので入り、美味しそうなトマトや地元のおかずを買った。
駅の水道でトマトを洗い、ベンチに腰掛けてまるかじり、ウマイ !!
黄色のパプリカか柿か ?! と間違えるほどの黄色いトマト。
赤いトマトとはまた味が違う、なんでもリコピンの量が多いんだそうな。
一息入れたところで、JR日光駅のはす向かいにあるステーションホテルの駅スパに。
ここのお湯は、下ってくる途中にあったホテルユーロシティの自家源泉を持ってきたものだそうな、日帰り700円也。
さっぱりしたら、2日間我慢した例のヤツを早く、早く。
東武日光駅前の、「かまやカフェ・デュ・レヴァベール」へなだれ込む。
キンキンに冷えた一番搾りが飲める♡ グラスも冷えてるし泡もいい感じで、駆けつけ三杯♡。
つまみはA5ランクの前日光牛のローストビーフ。
かあちゃんは数量限定のNIKKO丼を。
オイオイ、観光地の駅前だからって侮れないお味でっせ !!
オニオンスープもいい味だし、ソースもいい。
かあちゃんがたのんだ自家製ジンジャーエールも、生姜が効いていてなかなかイケル。
このお肉なら間違いなかろうと、追加でハンバーガーを。
トマトやレタス、チーズなどがワンプレートにのっていて、お好みでパンに挟んで食べるようだ。
試しにお肉だけ食べてみようとフォークでちょっと切ったら、中からステキな肉汁がトロッと溢れ出し、思わずかぶりつく♡
余は満足じゃ。
この店に居続けて、次々とツマミをたのみ、ビールの次にワインのボトルも開けちゃって・・・・。
なんて夢想したが、せっかく株主優待券850円で日光まで来ているのに、駅前で終わりは寂しかろうとかあちゃんに説得され、泣く泣く店を出て世界遺産巡りバスへご乗車。
まあ定番の東照宮辺りをビーサンでブラブラした。
なんども来ているし、閉館時間も近いので、お金を払って中に入る事はせず、通ったことのない道を散策。
すると、太鼓の音と鋭い気合とともに、竹刀がぶつかる音が聞こえ、「戦後剣道復活の地」の石碑に引かれて建物へ。
可愛らしい少年剣士たちが、大人たちと稽古をしていた。
まったく知らなかったが、ここは「東照宮武徳殿」という。(以下東照宮のHPから抜粋)
『戦後、占領政策によって各種武道は禁止状態にありましたが、昭和26年に今日まで続く「日光剣道大会」が全国に先駆けて開催され、翌27年の第2回大会が「全日本剣道大会」として開催、全国から参集した代表者が意見調整し、今日の全日本剣道連盟の設立が決定されました。このような歴史から、東照宮武徳殿は「戦後剣道復活の地」と称され、その歴史と建築美が評価され、国の登録有形文化財に登録されています。』
ふ~む、こんな歴史ある道場で稽古をつければ、きっと「子サバ」も強くなるに違いないのに。
少しだけ歴史のお勉強をして、帰りは歩いて駅まで。
850円でこの景色はお得だね。
去年ばあさんの車椅子を押してここまで来たっけ、あれからもう1年、早いな。
駅に戻ったら、ちょうど臨時列車が待っていたので、それに乗って帰ることにした。
ほんとうは駅前でもっと飲んでグダグタしたかったのだけれど、観光地の営業時間は早くて、どこももう店仕舞いだ。
付近に飲み屋らしきものも見かけず、オヤジの飲み屋レーダーも働かなかった。
売店で缶ビールを買って電車に乗る。
ふーん、それほど景色のいい路線でもないが、この造り。
窓向きのペアシートにしたが、べつにシングル席の向かいあわせでもよかったな。
とりあえずトマトをツマミに缶ビールをあけ、浅草までのんびり。
どうせ北千住で降りても、花火でごった返しているからと、浅草でさらに一杯やることにしたのだ。
〆は浅草の{鈴芳」で♡
かあちゃんは大腿四頭筋が筋肉痛、オヤジも翌朝筋肉痛
日光、またいこ。
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