2年ぶりの天草、かあちゃんの実家は相変わらずWi-Fiの電波が入らず使えないので、車で町中へ出てブログの更新。
なので順序が逆になるが、昨夜の出来事から。
毎回天草へ来るたびに立ち寄り食べ物やらお酒やらを買い込むスーパーで、初めて念願の生きた「ウチワエビ」を買った。
100グラム298円で、手のひらサイズのやつを三匹?三本?三尾?、まいいや。
水の中に入れなきゃおとなしいので、ビニール袋でお持ち帰り。
すると親戚の家からクリスマスでもないのに丸鶏のローストなど頂き、天草最初の晩は豪華なディナーになった。
さっそく鍋にお湯を沸かそうと大鍋に水を入れたところでかあちゃんに呼ばれ、台所から二階へ上がった。
戻ってきたら鍋の水の中にウチワエビが入れられ、まさに水を得た魚のごとくトゲトゲのある尻尾で跳ねまわりガス台のまわりはビショビショ。
91歳のばあちゃんが気を利かせたつもりで、袋のエビを鍋に入れたのだ。
ばあちゃん2年ぶりの再会に居ても立っても居られずウロウロして、用もないのに醤油のフタを開けたりしてかあちゃんに何度も怒られ、ちょっとしょげていたと思ったらこの始末。
勢い余って鍋の外に飛び出す奴もいて、慌てて捕まえようとトゲトゲの甲羅を握ってしまいイテテテテ😫コイツは生きがよすぎるわい。
跳ねまわるウチワエビをザルを逆さにして閉じ込め、再び鍋に水をはり火にかけたら、今度は火がつかない。
点火の電池が切れたかと確かめるとまだ電池は新しい、五徳を外して調べたらどうやら火口に水がかかり点火しないのだと思い、この際だからついでにタオルでお掃除。
ようやく火がついたので、あらためてウチワエビを水洗いして鍋に投入・・・⁉ 火が消えた🙄
もしやと思い、ウチワエビをまたザルに移して鍋の底を調べたら、穴が空いていた😱
おおーいかあちゃん、鍋~~~‼
するとかあちゃん土間におり、そのへんにほったらかしてある鍋を次々に確認すると、どれも穴あき鍋ばかり。
(この土間にはもう使われていない井戸があり、妙に湿気があって今にも貞子が這い出そう )
ようやくなんとかなりそうな鍋をみつけきれいに洗い、水をはって鍋にかけ沸騰するのを待つ。
そうだ塩、塩茹での塩は❓
大正15年生まれのばあちゃん、近頃じゃデイサービスで食事をしちゃうので自宅で調理をしない、なので塩のありかもわからない。
仕方がないから塩気はウチワエビ自身ので我慢して、そのかわりに2年前に師匠と「ホリちゃん」と共に走った天草マラソンの時に買った芋焼酎の残りが手つかずで残っていたのでそれをダバダバと湯にそそぎ、哀れ抵抗むなしくウチワエビはお湯割り焼酎のなかで茹でられた。
ドタバタの末色よく茹だったウチワエビを囲み、頂いた丸鶏のロースト、刺身にアジの南蛮漬け、焼鳥にポテサラチクワ に出汁巻タマゴの磯辺揚げ。
トゲトゲ にイテテテテと口走りながらエビの身をむくと、プリンときれいに身が剥がれた。
ワサビ醤油で最高👍 まるで伊勢エビ、美味い。
ウチワエビのお供はこれサ ↓
天草、熊本うまかばい‼
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