朝っぱらから大騒ぎ

朝、かあちゃんの悲鳴のような声で寝床を出た。

階下に降りると、トイレの前でかあちゃんが髪を振り乱し床を拭いていた。

便器から溢れ出した水がトイレの外にまで流れだし、洗面所の方まで侵食している。

小僧の仕業だとすぐにわかると同時に、アドレナリンが上昇、寝ぼけた身体にスイッチが入り、ダッと１階に駆け下り天井を見上げると、案の定壁づたいに水が滴り落ちているではないか

２階のトイレの真下の壁には配電盤があり、あたり一面の床はもうベチョベチョに濡れている。

ブレイカーを下げるかどうか迷い、とりあえず配電盤のカバーを開けてみると、水は中には侵入しておらず、スイッチ類や結線部分は濡れていないことがわかってホッとし、今度は天井の点検口を開けて中を覗いてみた。

梁や配管、断熱材で、眼に見えるところは限られていたが、階上のトイレから溢れた水は、運よく拡散せずに一部分の
隙間から下に落ちたようだ。


タオルと雑巾で床・壁・天井を拭きまくり、なんとか一段落したのは１時間後。

その間、当の小僧は何をしていたかといえば、いつものように鼻歌交じりにMacBookでデタラメ入力のご気楽

うぐぐぐぐ～～～～っ!!


こ、この、アホたれがっ

２度ならず３度も同じ過ちをくり返しやがって、しかも今回が一番ひどい

なぜ、詰まらせたらすぐに言わないのだ。

今度という今度は怒り心頭、ホッベタ張り倒し、雑巾がけをさせ、事の次第をよおーく言い聞かせたが、たぶん反省はこの時だけだろう・・・・・


１階の点検口は開けたままにし、天井と壁の濡れたところを乾かそうと扇風機で風を送っているが、冷たい空気が回って、これを書いていても寒くでたまりません

一歩間違えば漏電、下手すりゃ火災の危機だったかもしれず、まったく人騒がせな小僧だ。

う～～、血糖値が上がっちまったわい。

午前中の予定がすべてパーだ

罰として、当分MacBookは禁止、取り上げてやる