受付をして待つこと2時間、中学生や6km、10kmの部がスタート・ゴールした後、ようやくハーフマラソンのスタート。
晴れて陽射しは暖かいが、さすがに山の湖は空気が冷たく、日影は寒い。
紅葉は今が見頃と眩しいほど色付いている。
会場からはくっきり富士山も見えていたが、コース上でもっといいロケーションがあると思って写メを撮らなかったら、残念なことにまったく見れなくて撮りそこねた。
コースは「越後湯沢ハーフマラソン」ほど急なアップダウンはないものの、平坦な道の方が少ないくらいでじわじわ脚にくる。
今回の目標は越後湯沢の不甲斐ない記録を塗り替え、2時間を切ること。
だがもうひとつ、5年余りも使い続けて壊れてしまったムービーデジカメに代わって、新しいムービーデジカメの性能チェックをするため、これを手に持って撮影しながら走ることだ。
新しいカメラは、JVCケンウッドの「ADIXXION GC-XA1」というウェアラブルカメラとかアクションカメラとかスポーツカメラとも呼ばれているジャンルのカメラで、126gの小型軽量で手のひらにすっぽり収まってしまうボディに、5メートル防水、2メートルの耐衝撃、防じん、耐低温とタフさも兼ね備えている。
さらに便利なのがiPhoneなどのスマホから、Wi-Fi経由でリモート操作が出来る点だ。
さっそくiPhoneにアプリをダウンロードして接続を試みたが、これがつながらない。
まったく無反応で使い物にならないので、三脚用のネジ穴にデジ一用のグリップストラップを取り付けて手元コントロールすることにした。
なので、のっけからのアップダウンに脚を取られないように注意してカメラのスイッチオン。
師匠「auちゃんパパ」は人波をかき分け、先頭集団を追いかけ前へ。
降り注ぐ紅葉の中、小さい方の湖5kmを回って大きい方の湖へ。
こちらの方がアップダウンも多く距離もあるが、これを2周半する。
陽射しの下でかいた汗が、木陰の向かい風で冷えるという繰り返し。
途中でメールの着信が2度あり、大阪の小僧がゴールしたのだと知る。
越後湯沢では1 7、8kmで脚がつってしまったが、なんとか大丈夫のようだから最後まで立ち止まらずにゴールした。
結果、1時間59分13秒というスレスレの成績💦
師匠は1時間35分、さすが👏
そこへ大阪の「タカちゃん」から電話。
見事、初マラソンを4時間24分でゴールしたとのこと。
やりゃぁできるじゃないか、おめでとう‼
さてこちらはといえば、ゴールしてすぐに身体が冷えはじめ、着替えながらクシャミの連続。
サービスの猪汁が具沢山で温まったのがせめてもの救い。
帰りの電車の時刻を気にしてそそくさとバスの列に並ぶが、すでに交通規制が解除され道路は大渋滞。
待てど暮らせどバスは来ない。
やっと来たバスに乗り込み、行きよりは時間がかかるとふんでひと眠り。
が、小一時間過ぎて目覚めても相変わらず山の中で、車の列ははるか先まで繋がっていて、遅遅として進まない。
それから3時間、辺りはすっかり暗くなり、師匠があらかじめ買っておいてくれた帰りのロマンスカーのチケットは無駄になってしまった😩
あとどれくらい経ったら駅に到着するのやら、車のテールランプは延々と続いている。
日帰り温泉で汗を流し、冷えたビールをググッとやるなんてもうすっかり無理。
大阪の連中の方が先に帰って来ちゃうんじゃないかとも思いつつ、高まる尿意を堪えていた。
バスの車内にフラストレーションが渦巻くが、運転手さんはひたすら低姿勢で平謝り。
窓を開け大声で叫びながら放尿したらどんなにか気持ちがいいかと、あらぬ妄想が極限に達する一歩手前で、あと2、3分で駅に到着するとのアナウンスに、期せずして車内で拍手が巻きおっこった。
通常50分の道筋を、三倍以上の時間をかけて新松田駅に到着。
丹沢湖は予想外に遠かった😖
とっくに行ってしまった乗る予定のロマンスカーを悔やんでも仕方が無いから、小田原まで出て始発のロマンスカーに乗るべく移動。
ある意味マラソンより辛かったバスの時間を過ごした我々の望むものはただ一つ、キンキンに冷えた生ビールにつきる。
小田原駅のコンコースにあるパスタレストランに目当ての生ビールを発見して、電車の発車時間まで30分あることを確認して、かけつけ2杯やってやっと人心地を取り戻した😄
師匠と二人、また「丹沢湖マラソン」へ行きたいかと問われれば、即座に否と答える。
コースや環境は悪くないが、如何せん時期が悪すぎる。
行き帰りにこれほど時間がかかったら、途中のいい印象が吹っ飛んでしまう。
大会関係者はぜひこの点を改善されたし❗❗
次は12月9日の「第8回さのマラソン」だ。
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