お好み夜話-Ver2

19歳のオヤジ

高校三年生の文化祭で作った8ミリ映画をデジタル化してiMacに取り込み、この三日間編集作業に追われようやく出来上がった。

クラス会の会場にはスクリーンとプロジェクターがあるというが、よくよく聞いてみるとプロジェクターは昔の三管式でHDMIなどには対応していないと判明、ならばと密林-Amazonをさまよって1万円以下のプロジェクターをお買い上げ。

これがなかなか優れもので、iPad miniと同じくらいの大きさなのに1200ルーメンの明るさがあり、我が家のスクリーンを久々に下ろして投影してみたら、100インチぐらいまでなんとか見れる‼

もちろん今のハイビジョンやら4Kなどを見慣れた目には低クオリティだが、素材が42年前のものだからこんなんで十分だ。

で、蘇る42年前の北千住駅。

まあ懐かしい。

ミニプロジェクターにはスピーカーも付いているのだがお世辞にもいい音とはいえず、カセットテープの音源はモコモコこもっているのでイヤホン端子から外部スピーカーに接続して音を出すことにした。

これでなんとかカタチが整い、明日のクラス会ではなんとか上映できる見込みとなった。


文化祭の映画の終わりには、なぜか一人暮らしを始めた19歳の時に友達を主人公にしてフィルムノワールを目指したが未完に終わった映像がくっついていたので、それもついでに予告編として編集した。

その最後に写っていたのが19歳の時のオヤジの姿。

わー、恥ずかしい。

まだ何者になるかもわからなかった頃、かあちゃんとも知り合っておらず、ただバイトして映画を観て酒をかっ喰らっていたあの頃。

シナリオ作家協会の通信教育を受けていて、まぐれでシナリオコンクールに入賞して賞金をもらっていい気になっていたあの頃。

まさかお好み屋のオヤジになろうとはね・・・・・。

人生いろいろ、お好み焼も色々、これからだってどうなるかまだわからんぜよ。

1本ちゃんとした映画撮りたいなぁ・・・。

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