お好み夜話-Ver2

もみーな

我が家には、祖母の代から育てた糠床があった。

かあちゃんと今の自宅に住んだ時、実家からその糠床を分けてもらい漬物を楽しんだ時期があった。

でも手入れを怠り、ダメにしてしまった👎


ばあさんが我が家で暮らすことになった時、やはり糠床を持って来てウマイ漬物にありつけたのだが、やがてばあさんの具合が悪くなって入院したり、施設に入るようなゴタゴタの最中にまたダメにしてしまった😥

だから最近は浅漬けを作るか、買ってきた糠漬けを食べるしかなかった。

近所の八百屋さんで漬けている糠漬けがけっこう美味しかったのに、おばさんの具合が悪くなって近頃はない時が多い。



こうなりゃ自分で作るしかないと思っていたが、慣れるまでは手間のかからないものがないかなぁと、時々チェックしていた。

すると、お手軽なものを発見した😃


「もみーな」というネーミングに惹かれて買い、取りあえず半端な野菜を漬けてみた。

実にお手軽。

外袋を開けて中の糠床をを外袋に移し、適当に切った野菜を入れ、やさしくモミモミして冷蔵庫で一晩おけば出来上がり👌

糠床というより味噌床と言った方がいい感じだが、まあまあ味は悪くない。

水が出なければそのまま4、5回使えるようだ。


春キャベツを漬けたり、生姜や鷹の爪を入れて胡瓜を古漬けにして、「かくやのこうこ」にしてキンと冷えた日本酒をやるのもオツでげすな。

なに ?

「かくやのこうこ」を知らないと⁉

じゃあ、「古今亭志ん朝」の「酢豆腐」っぇ噺を聞くがいいさ。

なあに、べつに「志ん朝」じゃなきゃいけねぇてことじゃない。

古典落語の定番みたいな噺だからさ。


おっと、こうしてる場合じゃねぇや。

「かくやのこうこ」に合わせる日本酒を仕入れてこなきゃなんねぇな。

もうこうなったら、糠漬けが食いてぇんだか、酒が飲みてぇんだか、わからねぇ。

これが本末転倒ってことですかいな、ご隠居ぉ😁

おあとがよろしいようで・・・・。

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