ご両親とは彼が三社祭で神輿を担いだ時にお会いした以来だから、もうかれこれ4年ほど前だろうか?
とても陽気なお母さんは、失礼ながら「「日本天然党・富士宮支部長」なのだ。
今回も我らのおバカなサプライズに、笑って新妻と協力してくださった。
そしておばあちゃんの手作りの梅干しやお酒を頂いてしまった🙇🙇 ほんとうにありがとうございました。
チョキチョキが終わって午後3時になってしまい、それでもせっかく来たのだからと全員で富士宮焼きそばを食べに行った。
お父さんの車の後ろにくっ付いて、富士宮の駅からはちょっと離れた、地元の人じゃないとわからないお好み焼き屋さんへ到着。
静岡県だから伊東ってわけじゃないのだろうが、これがれっきとした昭和の佇まいを残す由緒正しきお好み焼き屋さん。
何の下調べもしなかったので知らなかったがこちらの「伊東」さん、知る人ぞ知る名店のようで、ネットでもマスコミでもしょっ中取り上げられ、タレントなどの色紙や写真がたくさん飾ってある。
しかし家族で経営されていて、けっして気どったお高く止まった店ではなく、駄菓子屋の延長線の妙に懐かしい店内なのだ。
関西や広島に普通にあるお好み焼き屋のように、大きな鉄板を囲んで鉄板の上から食べるのが基本だが、あいにく先客でうまり、奥の座敷に通された。
開けっ放した窓に扇風機と団扇、それでもジメジメしていないから、この昭和スタイルでいい。
メニューはシンプルに「焼きそば」「お好み焼き」「焼きうどん」そして「しぐれ焼き」⁉️
広島でお好み焼きを「広島焼」と呼ばないように、ここでは焼きそばと言えば「富士宮焼きそば」なのだが、「しぐれ焼き」とは何ぞや❓❓❓
我がお好み焼き人生で初めて聞くメニュー、さすが奥が深いコナモンの世界。
で、一とおり気になるものをたのんでみて、オヤジと「ホリちゃん」の目が「静岡限定・富士山麦酒」に釘ずけになっているのをお父さんが察してくださり、それもオーダー。
だが運転手はキミだの「ホリちゃん」はお預け、わけーもんは我慢が肝要などと言い訳して2杯飲んじまった😁
静岡おでんは勝手に鉄板のそばの鍋から好きなものを取ってくるスタイルで、味のしみた黒はんぺんや大根などをつまんでいると、お待ちかね本場の富士宮焼きそば登場👏
焼きそばの上にのっているのは、よく焼きされた目玉焼きで、ダシ粉の香りがいい感じ。
実食・・・・・・・‼️ ワテクシはまだまだ青い小僧でした。
今まで食べたり、自分でつくった焼きそばは、富士宮焼きそばという名の偽物でありました👎
シンプルにして味わい深い、これぞ「ザ・富士宮焼きそば」五目・並 550円 也。
他にはキャベツ、ネギ、肉カス入りの並 400円から、ホルモン入りの並 450円など、大にしても650円まででけっして高くない。
うーん、さすがだ、さすがB級グルメを制しただけのことはある。
学ぶこと大なり。
続いて謎の「しぐれ焼き」。
一言で言うと、富士宮焼きそばをのせたモダン焼であります。
これにもよく焼き目玉焼きがのり、ダシ粉がかかっている。
これがなぜ「しぐれ焼き」と呼ばれているのかは不明、そして富士宮のお好み焼きには基本マヨネーズはかけないで、トッピングで存在する。
ホルモンもなかなか美味いし、チーズ入りの焼きそばが美味いというのもわかり、学ぶことはとても多かった。
こんないい店を教えてくださった「シゲちゃん」のご両親にあらためて感謝🙇🙇
ふ~む、次回は1泊して食べ歩きしなければいかんのう。
通り過ぎる道道に、気になる駄菓子屋的なお店があって、富士山のお膝元には懐かしき昭和が生きていることが良くわかった。
お腹を満たしたあと、ここまで来たら素通りするわけにはいかぬ「富士山本宮浅間大社」へ案内してもらい、新妻を残し「シゲちゃん」とご両親とはここでお別れした。
うまい具合に雲が切れて富士山が拝めた😄
境内を散策し、清涼な湧き水で顔を洗い、その水の冷たさに驚き、そんな川に飛び込んで遊ぶ子供たちを羨ましく思い、
すっかりこの街が好きになった。
新妻の「ミキちゃん」もいいところへ嫁いで来たものだ。
これからふたりで頑張って仕事に精出し、そしてできることなら「マゴ」を見してくり~。
また来ようと決意して富士宮を後にし、新東名を通り渋滞に巻き込まれ、9時ごろ千住に到着した。
そして「富士山麦酒」を我慢して、鼻先に生ビールの幻想をぶら下げて奔馬のようにぶっ飛ばした「ホリちゃん」と、思う存分飲んじゃったのは言うまでもない🍻
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