先週の水曜日は雨で走らなかったから、今回は少々の雨なら覚悟を決めて走るつもりだった。
準備をして早めに床についたときはまだ雨の音が聞こえていたが、翌朝6時ごろに起きた時には止んでいた。
リュックに保険証と診察券とお薬手帳を入れて外に出ると、まだ外は暗く公園の木々は冬枯れて寒さを煽る。
今日は三か月に一度のどすこい病院・泌尿器科の診察で、しかもCTも撮る日だった。
経過観察とはいえ、ポンコツでCTを撮るような患者が、7㎞弱の距離を走って病院まで行くというのはよろしいのか❓
調子が悪いわけじゃないから、いいんじゃないか👍
待合室で1、2時間待つのを覚悟して座っていたら、30分ほどで呼ばれて診察室へ入り、担当医からCTの結果を聞いた。
それによると結果は良好、ただ我が腎臓ちゃんにはまだ腫れが残り小さな石が認められた。
とは言っても、それは痛みや悪さをするようなものではなく、気にするようなものではないが引き続き経過観察が必要とのこと。
3ヶ月後の診察予約をして解放されると、隅田川沿いの遊歩道に戻り海を目指した。
越中島公園から相生橋を渡り月島、勝鬨橋を渡るいつものコースではなくて、相生橋を渡ったらすぐ右におれて高層マンションをぐるりと一周する道を行き、ふと後ろを振り返るとなかなかいい風景。
橋桁の間からスカイツリーが見えたので写メに。
遊歩道は時どき運河の水門で遮られ、一度川を離れて迂回して進まなければならない。
対岸から築地市場の裏側を見ながら月島埠頭を周るとレインボーブリッジが見え、晴海の方に空に突き刺さるように巨大なモノリスみたいな塔が見えた。
なんだあれは❓
よそ見をしながら走っていたら、道路の段差につまずき、ものの見事に顔面から道路にダイブ‼️😱
額と右目の下、鼻の頭と穴の下、上唇とその裏側から血を流し、左手の中指と右のろっ骨を打撲。
たまたま通りがかった人が「大丈夫ですか⁉️」と言うのに顔を上げると、その形相を見て一歩引かれてしまった😰
近くにあった公衆トイレの鏡でご面相を見ると、誰と殴りあったんだと突っ込まれること必至な傷だらけ👎
ろっ骨は痛むし血は止まらないし、もしかあぢゃんが車を運転できたら助けを求めたろうし、バス停に止まっているバスにどれだけ乗り込みたかったか・・・。
しかしもっとズタボロに痛めつけられたこともあるし、これしきで参るもんかと気持ちを奮い立たせ、すっ転んだきっかけのモノリスの正体を確かめに行った。
するとそれはゴミ焼却場の熱を利用した温浴施設とスポーツジム、レストランが併設された「ホットプラザ晴海」という施設だった。
ひとっ風呂浴びて生ビール飲んで、タクシーでエスケープしちゃおうかという誘惑を辛うじて振り切り、かつての国際展示場の面影など全くないほど開発でほじくり返された何にもない晴海を、埠頭公園と客船ターミナルへ進んだ。
科学特捜隊の基地を思わせる建物は人影まばらな廃墟のようで、
かつてはレインボーブリッジが真正面に見える穴場のデートスポットだったのに、飲食店も営業しておらずただ虚しさだけがあった。
大規模な開発が終われば、また賑わいが戻るのだろうか❓
30年も前からしょっ中通っていた場所だか、もう往時とはまるで様相が一変して、まったく土地勘が働かない。
橋や道路の工事が終わったら、環状2号線を走ってみるか。
すでにここまでで20㎞を超えてはいたが、自ら引き起こした傷だらけが30㎞過ぎのダメージをもたらし、ペースはガクッと落ち信号待ちにことごとく引っかかる。
木場、門前仲町を通り、三つ目通りを言問公園から隅田川に戻り、もう後は勝手知ったる庭先みたいなもんだからマイペースで走った。
ヘロヘロになって自宅にたどり着き、走行距離33.67㎞。
ちょうどかあちゃんも荒川沿いを30㎞ほど走って帰ってきたところで、オヤジの傷だらけを見て言葉を失った😥
汗が傷にしみて顔中がヒリヒリし、ろっ骨はちょっと触っただけで飛び上がるほど痛い。
右目の下はもう腫れているし、明日は凶悪犯のような酷いご面相になるだろう。
嗚呼、神はさらにワテクシに試練をお与くださるが、いま欲するのは痛み止めのビールのみだ。
2リッターほどビールを飲み寝て起き、翌朝は見事にズタボロの傷だらけ。
右目の下は腫れ上がり、思わずエイドリア～ン ‼︎ と叫びたいほど。
昨夜さっそくその有様を「マヤさん」と「ちち」に笑われてしまった😫
こうなりゃ今夜は帽子を目深に被り、マスクをして人相を隠そう。
幸いこの時期だからねぇ、風邪対策とかなんとか言っちゃってサ。
