男は「ホリちゃん」と小僧の3人、見回せば圧倒的に女性率が高い😄
老若男女、ベビーカーの子供からこの酔っ払いハイパーテンションのオヤジまで、8千人ぐらいの人々が袖ヶ浦にある「東京ドイツ村」に集まった。
でも、オバサン率は低いように思われた。
ふた山ぐらい切り拓いて作られたような広大な敷地に芝が敷き詰められ、続々と車やバスが到着して参加者を降ろしている。
参加者全員が白いニューバランスのTシャツを着て、ウサギの耳を付けたり、思い思いの仮装をしている。
第一回目のスタートは11時、以後時間をおいて次々とスタートする。
DJやビートの効いた音楽が参加者を煽り、Happy ‼︎を合言葉にノリノリでスタート。
イベントとはいえ「投げちゃん」はランニング初体験、でも速さや記録なんて関係ないから楽しんだもの勝ちなのだ。
ゆっくり、ハイタッチしたり笑いあい話しながら会場内を巡る。
途中で青、黄色、緑、ピンクのカラーパウダーをスタッフから振りかけられ、白いTシャツはカラフルに染まっていく。
調子にのって頭からパウダーを浴び、地面に転がって青や黄色をなすり付ける者など、ハジけた方が断然面白い。
みんなTシャツや顔をカラフルに汚し、はしゃいで5キロを走りきる。
フィニッシュゲート前で
JUMP‼︎ JUMP‼︎ JUMP‼︎
で、この有り様サ😝
下手くそなペンキ屋さんか、イタズラ小僧か絵の具を食ったゾンビ😁
化粧も恥じらいもこのさい捨てろ‼️
祭りはまだまだ終わらないぜ👍
ゴール後にドリンクや汚れ落としのウェットティッシュとと共に、コーンスターチでできたカラーパウダーを1缶くれる。
それを持ってステージ前に集まると、またまたDJとMCがカラフルに彩られた者どもを煽りアオリ、誰かが口火を切ってカラーパウダーを思いっきり空高くぶちまけ、全員が熱に浮かされたように手を上げタテノリで、
JUMP‼︎ JUMP‼︎ JUMP‼︎
変な宗教か暴動かというぐらいの熱狂がステージ前を支配する。
これから出走のまだ真っさらな男女も、この狂乱に巻き込まれて染まってゆく。
この模様は動画じゃないと伝わらないところが大きいので、後日ムービーを編集してUP!!しよう。
お昼を過ぎてお腹も減ってきたし、せっかくのドイツ村で泡やらソーセージやらも気になるから、キリにのいいところで引き上げたが、髪の毛や肌にこびり付いたカラーパウダーを落とすのは一苦労。
服や靴下の下にまで染み込んで、ウェットティッシュだけでは拭いきれない。
後で日帰り入浴施設へ立ち寄るからいいけど、「ホリちゃん」も「むっちゃん」も緑色のゾンビだ。
しかしあとはお風呂で念入りに落とすことにして、まずは昼メシ。
ドイツ村なんて名が付いているから、さぞや旨いドイツ料理や本場のビールを出すのかと期待していたが、なんのことはない、その当たりのサービスエリアか道の駅程度の、食券を買って引き換える店だ
一応ソーセージはあるし、樽生ビールもあり、瓶のドイツビールは数種類あったが、ちょっと期待はずれ。
夜は園内がライトアップされてきれいで、それを目当ての人で高速のインターは渋滞するんだそうだが、しょせん袖ヶ浦のドイツでは、これが限界ってとこなんだろう。
お花の時期に子供を連れてくるにはいいかもしれない。
「The Color Run」面白かったし、これからもあちらこちらで開催されるんだが、騒ぎたい若者にはいいだろう。
でももう少しカラーパウダーまみれになった後のことも、主催者は一考すべきかな、と思った次第。
