顔見知りのナースに「ただいま👋」などと言って、病室へ入りパジャマに着替えた。
今回の入院は構造的心疾患を診断し、今後の治療方針決定に有益な情報を得るための「心臓カテーテル・冠動脈造影検査」で、これを受けなきゃ先へ進めないとのこと。
が、それにしても動脈にカテーテルを穿刺して心臓まで挿入する以上、合併症が起こる確率はあるわけで、年齢、病変の複雑さ、動脈硬化の程度などあるが厳しい病状のひとほどリスキー。
検査を受ける患者用のパンフレットには、穿刺部からの出血・血腫、神経障害、感染症、動脈解離・動脈閉塞、腎障害などなど、 12もの合併症の最後に「死亡」とあった。
この合併症について理解して同意書にサインするのだが、パソコンにソフトをインストールしたりアップデートしたりするのとおんなじで、同意してチェックしなきゃ先へ進めないんだからサインするわな。
この間際でサインしないビビりはいるんだろうか?
サインしなきゃなんのための入院よ?
同意書のサインという儀式を済ませたら、いよいよお待ちかね剃毛タイム😆
カテーテルを足の付け根の鼠蹊部か手首のどちらから入れるかは医者の判断だが、どちらにしても感染予防のため剃毛しなくちゃならない。
担当のナースは小顔でスタイルのいい娘で前回の入院からのお馴染み、彼女から「後でシャワー室でやりましょうか?」
なんて言われた日にゃ、つい下衆な妄想がムクムクと・・・。
電気剃刀片手にしゃがんたナースの前で、芸能人御用達の吉原のソープで仁王立ちする「ソリマチくん」みたいに構えりゃいいのか、はたまたOS劇場の踊り子さんよろしく「ハイどうぞ」なんて片足あげればいいのかe.t.c・・・。
せっかくの苦痛と引き換えの無料サービスなら、このさいツルッとやってもらおうじゃないの👏
なんて能天気な妄想を膨らませていたが、現実にはおマタ=鼠蹊部からカテーテル入れた場合は検査後6~8時間もベッドで寝返りも打てず安静にしてなきゃならなくて、手首からの場合はその半分くらいで動けるようになる。
う~ん、おバカをほざいても所詮生真面目でせっかちなワタクシなので、手首からお願いします🙇🏻と担当医に告げた。
要はもしものときの透析に差し支えないよう手首と動脈に傷をつけないためとのことで、利き腕じやない左腕を透析用にして右腕に針を刺すことに決定。
8時間寝たきりじゃなくなってホッとしたと思ったら、いい感じのナースがやってきて「自分でやってくださいね😄」と電気剃刀を置いていった。
なんのことはない、もしものときに備えておマタも腕もソリソリするんだと😑
ならムダな抵抗しないで、ナースにやってもらえばよかったかいな⁉
仕方がないから自分でソリソリ、ツルリンサ🙄
こうして入院初日は暮れてゆく、のでありました。
ミヤザキくん、早々と面会ありがとう🙏
ツルリンオヤジがいつの日か復活できたら、美味い酒を飲みませう👍
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