初心者だったから、ソールが厚く安定性のあるモデルを選んだ。
今まではタウンシューズしか履いていなかったから、ビギナーモデルとはいっても、ママチャリからロードレーサーに乗り換えたように軽やかに感じたものだ。
2度目のマラソン大会は南房総市千倉ロードレースで、初のハーフマラソンをそのシューズで完走した。
その秋に、多くの常連さんたちを巻き込んで出場した諏訪湖マラソンでは、シューズを赤く手塗りして、なんちゃってウルトラセブンで走った。
次の年に膝が痛くなり、筋肉がまだできていないのを棚に上げ、新しいシューズを買い、最初のアシックスは練習用になった。
それからまた新しいシューズが加わり、最初のアシックスは今度は店で履く作業靴に格下げられた。
そうして3年少々、アシックスの靴底はツルツルになり、脇に穴も空き型くずれも目立ち、履き心地が悪くなるに及び、もはや限界と判断するに至った。

よくここまで履き倒したものだと思う。
お役御免となったからには、残念だが処分するしかない。
さらば、アシックス👋
ありがとう、ともに走ってくれて😂