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プラムフィールズ27番地。

本・映画・美術・仙台89ers・フィギュアスケートについての四方山話。

< アレキサンダー大王(1956年) >

2022年10月07日 | テレビで見た映画。
ハリウッドのこの頃の映画はだいたいあんな感じでしょーと
録画見るの止めようかなと思ったが、見てみたらいつものハリウッドとは
一味違ったように感じた。英雄を描いたわりにはわりと葛藤満載でしたよね。

お父さんとしっくりきていなかったという話は、たしか昔、塩野七生の意見として
読んで、ほーと思った記憶があるが。
でもここまで心が離れているように描くのは意外だった。
西洋人的にはその辺は通説なんですか?まあお母さんを離婚しているという
史実があるから、その息子をうとんじたという想像は出来るけどなあ。

幸いなことにアレクサンダーは個別認識が出来た。
この人がかの有名なリチャード・バートンか。
ああ、「クレオパトラ」でアントニウスか。これは見たはずだ。

他の友人連が認識出来なかったなあ。相変わらず人物の認識が出来ない。
数が多すぎてさー。もう少し減らして欲しい。モブとしての友人連はいらんのだ。

そしてバルシネもよくわからなかった。
友人の妻と不倫?でもアレクサンダーはロクサーヌとも、父の若い妻とも
ナニゴトかありそうな雰囲気を醸し出していたので、バルシネの存在が
効いていた気がしない。何かどーんと恋バナがあっても良かったと思うけど。

後半は若干早回しで見たが、前半は面白かったしまあまあ印象がいい。
それにしてもCGがない時代の映画は全部まるまる撮ったんだもんねえ。
こんな大戦シーンも。
戦車を全速力で走らせるなんて怖いよねえ。

この時代の映画は正直いえば少々タルいが、努力して見ていくようにしたい。


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