プラムフィールズ27番地。

本・映画・美術・仙台89ers・フィギュアスケートについての四方山話。

< 今日から俺は! 劇場版 >

2025年01月17日 | テレビで見た映画。
うん、面白くなかったね。
極めて冷静に面白くなかった。

まあね。ドラマが2018年。劇場版の劇場が2020年。
さすがに今急にあの世界観を見せられても中に入り込むのは難しい。
ドラマはかなり好きだったんだけどねー。
ぐだぐだではあったけれども。まあそれは福田雄一だし。

今回、賀来賢人と仲野太賀の掛け合いはどんなシーンも面白かった。
あとはまあ……それなり。
あ、橋本環奈の振り切れた変顔(すでに変顔の域を超えてる)も良かった。
あとは清何とか菜名さんのアクションシーンと。

伊藤健太郎、わりとこのドラマで良かったんだけどなー。
これは来るだろうと思ったんだけどなー。
磯村勇斗は今の今までいそむらゆうとだと思っていたが、はやとなんですねー。
この人は順調にいろいろ出演中。もっと変な役をするようになるんだろうと思ってたが、
普通の役で出てますね。
柳楽優弥も例によっていい感じでした。

あー。いうたらなんだが今回のゲストの役者にもう少し面白みがあったら
だいぶ違ったかもしれないな。まあB級映画で若者が真価を発揮するのは
ハードルがものすごく高いと思う。B級テイストは遊びが全てですからね。

でも男の子の方はけっこう場数踏んでるなあ。
女の子の方は山本舞香。気づかなかったが、「ミタゾノ」で見てそこそこ好きだった。
だが、B級作品で自力で真価を発揮できるかというと難しいでしょう。
これは脚本・演出の責任だな。正直、もっと癖のある役者が必要だった。

福田雄一、好きなんだが……と思って作品一覧を見ると、
わたしは実はそんなに見てなかったです。わたしにしては見てる方だけど。
「勇者ヨシヒコ」で初めて見て、「ニーチェ先生」「今日から俺は!!」……
あれ?素直に好きなのはこの3つだけか?

「銀魂」「新解釈・三国志」「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」
「大洗にも星がふるなり」「明烏」は普通。
「変態仮面」と「斉木楠雄のΨ難」はいまいち。

まあB級はちょっとでもテイストがずれたら面白くないわけですから。
難しいジャンルですよ。

……そう考えると、「聖☆おにいさん」の映画はどうかなあ。
わりと楽しみにしているんだけれど、そもそもドラマがあまり面白くなかった。
そしてこの作品とか「新解釈・三国志」を見ていると少々不安……
やっぱりマンネリ化は避けられないのか。

三国志はかなりセットにお金をかけていて、それがチープな話を展開するギャップが
面白みを生んでいたんだけど、「聖☆おにいさん」は何しろその辺の東京の下町が舞台。
天界とか地獄で豪華さを出せる可能性はあるが、うーん。
「いつもと同じ」と感じてしまえばやはり退屈かなあ。

でもまあ映画館で見ると気が散らないから、テレビより面白く感じることもありますからね。
現時点では一応行く方向で。

(追記。口コミを見て、結局行くのを見送りました。)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ◇ 山尾悠子「飛ぶ孔雀」 | トップ | ◇ 西宮秀紀「伊勢神宮と斎宮」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

テレビで見た映画。」カテゴリの最新記事