5月5日(祝)
前々から一度は観て見たいと思っていた金刀比羅宮奉納蹴鞠
思い切って来て良かった~
おもわず時間を忘れてしまうほど堪能いたしました
会場は表書院の前庭です。
縁石に囲まれた“鞠場”
故実通り正式に、松・桜・柳・楓の式木が植えられています。
私が到着した時には椅子席もまだ空いていましたが、あえて全体が見渡せるように
まずは高い位置にある表書院の広縁に陣取りました
少なかった見学人も続々と増えいって、開始予定時間の10時ごろには
溢れかえるほどの人で埋まりました
それでもなかなか始まらず、待つこと暫し…
予定より15分以上は遅れて、正面の門より一座の方々が入場して来られました
ずらりと整列して控えの場に着座
皆さんここの神職さんや巫女さんです
さぁ! いよいよ奉納蹴鞠の始まりはじまり~
梶の枝に付けた“枝鞠”を一座の最高位の方が鞠場の中央に据える
“解鞠”の儀式から始まりました。
一場6人編成で、はじめは真ん中に集まり、慣らしなのか小さく蹴っています。
その後、ぱっと広がり本格的に高く蹴り上げていました。
一場目の時ははじまったばかりで身体がこなれてないのか、
なかなかラリーが続きませんでした
20分ほどで一場が終了し一旦控えの場に着座され、次の6人により二場が始まりました。
何人かは一場と同じ人がまた出ていらっしゃいます。
この二場目ではけっこうラリーが続くようになりました
解説席の女性(巫女さん)二人がマイクを通してラリーの回数を数えるのです。
だから観客の皆さんも一緒になって「1打、2打、3打…」と声を出し、
20打以上続くと拍手と歓声が上がりました
三場目では長老さんは控えられ、若い方や女性も加わりました。
解説の方によると、この女性は熱心でお上手とのこと
それで、目標が30打になったのですが、残念なことに
この場はあんまりラリーが続きませんでした
前の場が終わると毎回、裃姿の方が鞠場を打ち水をし、箒で掃き清めて次の場が始まります。
この三場目が終わってふと時間を確かめてビックリ
まだまだ続くようでもっと観ていたいけど、次の予定があるので諦めて
鞠場をあとにし、御本宮を目指したのでした
今回もおとなしく1ヶ所で留まらず見学場所を移動し、いろんなアングルから
撮影することができました
本当に観に来て良かった~