超音波システム研究所

超音波の新しい利用に関するブログです

電車

2011-12-25 14:58:42 | 超音波システム研究所2011

電車

電車 海 雪

 「直感と意志」 西田幾多郎:
私は昔、プロチノスが自然が物を創造することは直観することであり、
万物は一者の直観を求めると云つた直観の意義を、
最能く明にし得るものは、我々の自覚であると思ふ。

自覚に於ては、我が我を対象として知るのであり、
知ることは働くことであり、創造することである、
而して此の知るといふことの外に我の存在はない。
.........
併し作用が作用の立場に於て反省せられた時、
時は更に高次的な立場に於て包容せられて意志発展の過程となる。
而して乍用の乍用自身が自覚し、創造的となる時、
意志は意志自身の実在性を失つて一つの直観となる。

而してかゝる直観を無限に統一するものが一者である、
一者は直観の直観でなければならぬ。 

 

 

ものごとは、心で見ないと良く見えない
いちばん大切なことは、目に見えない 
  星の王子さま

詩人でないものは数学者になれない 湯川秀樹

数学の本体は調和の精神である 岡潔


コメント
 調和・・・
 設計(工学)の本質も調和のように思います

 

中谷宇吉郎  『雪』 1940 岩波文庫に対する感想

私は以下のような実験にいたる経緯について
本人により書かれたものとして、大変貴重な文章だと思います

特に、技術者の実験に対する考え方に大きな影響力を与える本であると思います


・・・・・ 1932年の冬から始められた雪の結晶形の研究では、まず札幌と十勝岳の標高1,000メートルの山小屋での結晶の顕微鏡写真撮影により、北海道の雪結晶がその形態でも大きさでも著しく多様性に富んでいることがわかった。その種々の結晶形がいかなる条件で生成するかを実験的に調べるために、当時まだ世界に類をみない常時低温研究室を北大内に建設し、1936年春ここで雪結晶の人工製作に初めて成功した。自ら考案した二重ガラス円筒型結晶成長装置の中の気温と水蒸気の過飽和度の組み合わせを色々変えて実験し、上記の2要素をそれぞれ縦軸と横軸に取った図表上に各条件下で成長する結晶形の記号を示したものは、のちに「中谷ダイヤグラム」と呼ばれるようになった。・・・・・ 

 

中谷宇吉郎  『科学の方法』 1958 岩波文庫

<<< 科学は自然の実態を探るとはいうものの、

    けっきょく広い意味での人間の利益に

    役立つように見た自然の姿が、

    すなわち科学の見た自然の実態なのである。  >>>

 

 


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川の流れの観察・実験 No.173

2011-12-25 10:18:41 | 超音波システム研究所2011

川の流れの観察・実験 No.173

川の流れを観察しています
To observe the flow of the river

この観察をもとに、新しい超音波技術を開発しています
<<超音波システム研究所>>

 

 


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