超音波システム研究所 no.52
超音波測定解析システム
超音波伝搬実験に関する「シミュレーション」技術を開発
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
超音波システム研究所は、
*複数の異なる周波数の振動子の「同時照射」技術
*代数モデルを利用した「定在波の制御」技術
*時系列データのフィードバック解析による「超音波測定・解析」技術
*超音波測定プローブの設計・開発技術
上記の技術を組み合わせることで
超音波伝搬実験に関する「シミュレーション」技術を開発しました。
このシミュレーション結果をもとに、
実験に対するパラメータ設定と
解析レベルと方法を決定しています。
この技術の応用事例として、
超音波の発振周波数に対する、
対象物への伝搬状態を明確に計測・確認できるようになりました。
特に、複数の超音波振動子を利用する場合には
発振の順序、出力変化の方法、水槽内の液面の振動・・に関する
各種(時間の経過による特性の変化・・)の問題に、
<相互作用の影響>・・・を把握することで
効率良く対処することが可能になりました。
その結果
40kHzの超音波振動子を使用した
2MHzの超音波利用が簡単になり
洗浄・改質・攪拌・・・様々な実績につながっています。
超音波(音圧測定解析)システム
超音波洗浄ラインの超音波伝搬特性を解析・評価する技術を開発
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
超音波システム研究所は、
オリジナル製品:超音波の音圧測定解析システムと
超音波の非線形性に関する「測定・解析・制御」技術をりようして、
超音波洗浄ラインの超音波伝搬特性を解析・評価する技術を開発しました。
超音波ラインの各種装置・水槽・・の振動モードと
超音波伝搬状態の関係を
音圧(振動)データに基づいて「解析」することで
洗浄目的に適した超音波洗浄ラインの状態として評価する
新しいパラメータ・・・様々な技術を開発しました。
注:
非線形効果
加速度効果
定在波の効果
音響流の効果
最大エントロピースペクトルアレイ法(MESAM)を参考に
類似のオリジナル手法を開発することで
詳細な各種効果の関係性について
新しい理解を深めています。
その結果、
キャビテーションの効果について
新しいパラメータが大変有効である事例を確認しています。
特に、洗浄効果に関する事例・・
について良好な確認・制御が実現しています。
超音波(音圧測定解析)システム
超音波振動子の評価技術による「推奨超音波」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
超音波システム研究所は(2011年3月に)、
量子力学モデルを超音波伝搬周波数の特性設定に利用した
超音波振動子の設計技術を開発しました。
2011年11月、上記の設計技術に
超音波伝搬状態の測定・解析技術を組み合わせることで
新しい、超音波振動子の設計・評価技術に発展しました。
今回(2013年5月26日)、上記の評価方法による
推奨超音波を公開しました。
カイジョー 投込振動子型超音波洗浄機 200G
●コード長さ:2m
●電流:2A
●発振周波数(kHz):38
●高周波出力(W):150
●電源(V):単相100
●質量(kg):4.5
セット内容
●発振器
●投込振動子
メーカー希望
小売価格(1台)
210,000円(200,000円)
インターネット販売
http://www.orange-book.com/
超音波システム研究所で購入し、動作確認を行っています
大変素晴らしい特性を確認しています
これまでにない新しいタイプの超音波装置です
測定解析を行うことで
非線形性に関する特徴が明確になります
目的に合わせた
「音響流」の制御を非常に簡単に実現できます
詳細は、コンサルティング対応します
2013.7.25