超音波システム研究所

超音波の新しい利用に関するブログです

洗浄セミナー(2015.3.5)

2014-11-26 12:13:58 | 超音波システム研究所2011

超音波<応用>実験 Supersonic wave experiment

洗浄および超音波洗浄の基礎と問題解決策・事例 〜デモ付〜

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超音波システム研究所(所在地:神奈川県相模原市)は、
下記の通り超音波セミナーを行います。



〜 超音波の状態を判断する方法、
 出力や音圧を高くしても洗浄効果が改善しない理由、
 低い音圧レベルでも大きな洗浄結果を出している具体的な方法 〜


洗浄効率や洗浄効果を飛躍的に改善する具体的ノウハウを修得する講座
 一段と高くなっている洗浄レベルに対応し、
 安定した洗浄を実現するための
 問題解決策・改善のポイントが修得できる特別セミナー!

タイトル
「 洗浄および超音波洗浄の基礎と問題解決策・事例 」


講師 超音波システム研究所 代表  斉木 和幸

日時 2015年3月5日(木)10:30~17:30 

主催 株式会社日本テクノセンター

受講料 一般(1名) : 48,600円 (税込み)
同時複数申し込みの場合(1名) : 43,200円 (税込み)

会場 【東京】日本テクノセンター研修室

住所: 〒 163-0722 東京都新宿区西新宿小田急第一生命ビル(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分

詳細 http://www.j-techno.co.jp/seminar/ID50NITH6KD/






<洗浄の基礎> 

1.洗浄の基礎知識
  (1).洗浄の目的と原理
  (2).洗浄のエネルギー
  (3).洗浄の方法   
  (4).洗浄プロセス
  (5).洗浄液(洗剤、溶剤、他)
  (6).洗浄効果の確認方法
  (7).リンス、乾燥工程の基礎知識

2.洗浄の問題点と解決方法
  (1).問題とは何か?(再付着、バラツキ、しみなど)
  (2).原因は何か?(変化する要因をとらえ、評価する)
  (3).対策・解決方法(洗浄プロセス、汚れの流れ)

3.洗浄で使われる超音波の基礎
  (1).超音波とは何か?
  (2).超音波伝搬現象(液体、気体、弾性体)
  (3).キャビテーションと音響流

4.超音波<測定・解析>システムによるデモンストレーション
     (音圧データの測定画面を表示しながら説明します)
  (1).洗浄物(金属・ガラス・樹脂)の表面を伝搬する振動現象
  (2).超音波伝搬状態を音圧グラフで観察



<超音波洗浄技術の問題解決策・事例>

5.トラブルシューティング
  (1).大型部品(軸・フレーム、ほか)の洗浄
  (2).樹脂部品(プラスチックレンズ、ほか)の洗浄
  (3).洗浄バレルを使用した洗浄
  (4).大量の部品洗浄
  (5).洗剤・溶剤を利用した洗浄
  (6).複雑な形状の部品洗浄
  (7).その他(線材、素材、粉末、アルミ、セラミック、ほか)
     (スキルとして公開できる範囲で紹介します)

6.洗浄ノウハウ
  (1).超音波専用水槽
  (2).間接水槽・治工具の設計開発方法
  (3).複数(2種類、3種類)の異なる超音波振動子による制御
  (4).大型水槽を使用した洗浄装置
  (5).超音波を利用した洗剤の製造方法
  (6).超音波とマイクロバブルによる表面改質方法
  (7).流水式超音波洗浄(超音波シャワー)
  (8).ナノレベルの乳化・分散・粉砕
  (9).音圧測定解析(表面検査)

7.洗浄工程の管理方法(知っておきたい洗浄の知識)
  (1).要因が変動する場合の管理方法
  (2).対象物の変化(形状、材質、数量、ほか)に対する管理方法
  (3).洗浄液の管理方法
  (4).新規工程立ち上げ時の注意事項
  (5).高周波利用に関する法規制について 
  (6).管理データの検討方法について

講師の言葉

洗浄に関する現象は大変複雑です。

現在の洗浄状況に関して、次のような、強い要望を確認しています。

「具体的な実務レベルの超音波洗浄方法」を知りたい。

特に、
  1)絶対に行ってはいけない事項や
  2)超音波が減衰してしまう事項について知りたい
 といった要望を多数いただきました。

現在、超音波は幅広く利用されていますが、多数の問題があります。

最大の問題は、適切な測定方法がないために、
 超音波利用の状態が、明確になっていないことです。

偶然(対象物、装置、冶具、環境など)に、左右されているのが実状です。

この問題を、解決するために、
 超音波の音圧測定解析システムを開発し、
 様々な装置の設計・開発・コンサルティング対応を行って来ました。

これまでのコンサルティング経験から
 「超音波の出力や音圧レベルを高くする改善が、洗浄効果につながる」
 という考え方が広く普及しています。
 
このセミナーでは、
 精密洗浄において、
 出力や音圧を高くしても洗浄効果が改善しない理由や、
 治工具や洗浄液の流れを利用して
 低い音圧レベルでも大きな洗浄結果を出している
 具体的な方法を説明します。




参考

 超音波による「金属部品のエッジ処理」技術
 http://ultrasonic-labo.com/?p=2894

 超音波洗浄ラインの超音波伝搬特性を解析・評価する技術
 http://ultrasonic-labo.com/?p=2878

 キャビテーションと加速度の効果に関する新しい分類
 http://ultrasonic-labo.com/?p=1251

 シャノンのジャグリング定理を応用した
 「超音波制御」方法
 http://ultrasonic-labo.com/?p=1753

 超音波による表面改質技術
 http://ultrasonic-labo.com/?p=1527

 デジタルカメラによる
 キャビテーションの写真を利用した超音波制御技術
 http://ultrasonic-labo.com/?p=1461

 超音波を利用した、「ナノテクノロジー」の研究・開発装置
 http://ultrasonic-labo.com/?p=2195

 超音波システム研究所のコンサルティング
 http://ultrasonic-labo.com/?p=2187

 超音波「測定・解析」装置(超音波テスター) 
 http://youtu.be/b6QyutNgxi4

 

 

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