超音波システム研究所

超音波の新しい利用に関するブログです

超音波実験 Ultrasonic experiment <超音波システム研究所 ultrasonic-labo>

2016-11-10 17:27:58 | 超音波システム研究所2011

超音波実験 Ultrasonic experiment <超音波システム研究所 ultrasonic-labo>

超音波システム研究所は、
 目的に合わせた効果的な超音波のダイナミック制御を実現するために、
 <脱気・マイクロバブル発生液循環システム>を利用しています。


超音波液循環技術の説明

1)超音波専用水槽(オリジナル製造方法)を使用しています
2)水槽の設置は
  1:専用部材を使用
  2:固有振動と超音波周波数・出力の最適化を行っています
3)超音波振動子は専用部材を利用して設置しています
  (専用部材により、定在波、キャビテーション、音響流の
   利用状態を制限できます)
4)脱気・マイクロバブル発生装置を使用します
   (標準的な、溶存酸素濃度は5-6mg/l)
5)水槽と超音波振動子は表面改質を行っています

上記の設定とマイクロバブルの拡散性により
均一な洗浄液の状態が実現します

均一な液中を超音波が伝搬することで
安定した超音波の状態が発生します

この状態から
目的の超音波の効果(伝搬状態)を実現するために
液循環制御を行います
(水槽内全体に均一な音圧分布を実現して、
 超音波、脱気装置、液循環ポンプ、・・の運転制御がノウハウです)

目的の超音波状態確認は音圧測定解析(超音波テスター)で行います


ポイントは
適切な超音波(周波数・出力)と液循環のバランスです
液循環の適切な流量・流速と超音波キャビテーションの設定により
超音波による音響流・加速度効果の状態をコントロールします

脱気・マイクロバブルの効果で
均一に広がる超音波の伝搬状態を利用します

液循環により、以下の自動対応が実現しています

溶存気体は、水槽内に分布を発生させ
レンズ効果・・・の組み合わせにより、超音波が減衰します

もうひとつは
適切な液循環による効率の良い超音波照射時は、
大量の空気・・が水槽内に取り入れられても
大きな気泡となって、水槽の液面から出ていきます

しかし、超音波照射を行っていない状態で
オーバーフロー・・により
液面から空気を取り込み続けると、超音波は大きく減衰します。

この空気を入れる操作は必要です
多数の研究報告・・がありますが
液循環の無い水槽で、長時間超音波照射を行い続け
溶存気体の濃度が低下すると
音圧も低下して、キャビテーションの効果も小さくなります
(説明としては、キャビテーション核の必要性が空気を入れる理由です
 液面が脱脂油や洗剤の泡・・・で覆われた場合も空気が遮断され
 同様な現象になります)

さらに、
超音波照射により、脱気は行われ
溶存気体の濃度は低下して、分布が発生します
単純な液循環では、この濃度分布は解消できません

この濃度分布の解決がマイクロバブルの効果です

脱気・マイクロバブル発生液循環が有効な理由です

注:
オリジナル装置(超音波測定解析システム:超音波テスター)による
音圧測定解析を行い
効果の確認を行っています



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超音波の音圧測定解析による「流水式超音波システム」 ultrasonic-labo

2016-11-10 17:23:47 | 超音波システム研究所2011

超音波の音圧測定解析による「流水式超音波システム」 ultrasonic-labo


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複数の振動子を使用する超音波システム

2016-11-10 17:16:25 | 超音波システム研究所2011

複数の振動子を使用する超音波システム


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超音波洗浄<基礎実験> Ultrasonic cleaning 「basic experiment」

2016-11-10 16:45:58 | 超音波システム研究所2011

超音波洗浄<基礎実験> Ultrasonic cleaning 「basic experiment」


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超音波実験 Ultrasonic experiment

2016-11-10 15:57:08 | 超音波システム研究所2011

超音波実験 Ultrasonic experiment


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脱気マイクロバブル発生液循環 Degassed microbubble generating circulation

2016-11-10 14:13:10 | 超音波システム研究所2011

脱気マイクロバブル発生液循環 Degassed microbubble generating circulation

「脱気・マイクロバブル発生装置」は
  中性洗剤、アルコールに対しても利用可能です。
  現在利用している超音波洗浄液・・・に対しても
   場合によっては利用することができます。

 「脱気・マイクロバブル発生装置」による効果は
  効率的な超音波照射を実現するとともに
  ナノバブルの発生につながります。
  さらに、一定時間の超音波照射により
  ナノバブルの量がマイクロバブルの量より多くなます。
  その結果、
  非常に安定した超音波照射制御を行うことができます。
  (マイクロバブル・伝搬状態・・・
    の計測・解析により確認しています)


 様々な応用事例が発展しています。


注意
 200リットル以上の水槽に対しては
 具体的な水槽に合わせた
 各種の設定が必要ですので
 個別の対応となります。
 1000リットル以上の水槽に対しては
 水槽構造に合わせた
 ポンプのサイズ、数量、・・の設計・調整が必要です


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超音波システムの技術(脱気・マイクロバブル発生液循環)

2016-11-10 14:09:50 | 超音波システム研究所2011

超音波システムの技術(脱気・マイクロバブル発生液循環)

超音波システム研究所は、
 小型ポンプを使用した
 超音波<実験・研究・開発>のための
 低価格で簡易的な
 「脱気・マイクロバブル制御による超音波システム」を開発しました。


-今回開発したシステムの応用事例-
 ガラス製の水槽を利用した化学反応実験
 調理用機器を利用した表面改質実験
 間接容器による洗浄実験
 各種の攪拌実験
 大型水槽での組み合わせ利用
 ナノレベルの物質への超音波処理
 音響流の応用実験
 樹脂の表面改質実験
 粉末の超音波洗浄
 薄い材料(板材、線材・・)の表面処理
 ・・・・・・・

 <充電式超音波洗浄機>との組み合わせ
 <50kHz 10W >
 樹脂容器を利用した洗浄装置
 陶器を利用した攪拌装置
 ガラスコップを利用した表面処理装置
 ・・・




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超音波プローブの超音波発振制御実験 (超音波システム研究所 ultrasonic-labo)

2016-11-10 14:03:38 | 超音波システム研究所2011

超音波プローブの超音波発振制御実験 (超音波システム研究所 ultrasonic-labo)


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超音波のダイナミック特性を解析・評価する技術 (超音波システム研究所 ultrasonic-labo)

2016-11-10 14:02:11 | 超音波システム研究所2011

超音波のダイナミック特性を解析・評価する技術 (超音波システム研究所 ultrasonic-labo)

超音波システム研究所は、
 最大エントロピースペクトルアレイ法(MESAM)を参考にした
 超音波のダイナミック特性を解析・評価する技術を応用して、
 「超音波の応答特性を利用した、表面検査技術」を開発しました。

超音波テスターを利用したこれまでの
 計測・解析結果(注)を時系列に整理することで
 目的に適した超音波の状態を示す
 新しいパラメータになることを確認しました。

注:
 非線形特性
 応答特性
 ゆらぎの特性
 相互作用による影響

最大エントロピースペクトルアレイ法(MESAM)を参考に
 対象物の音響特性・表面弾性波を考慮した
 オリジナル手法を開発することで
 詳細な各種効果の関係性について
 新しい理解を深めています。

その結果、
 超音波の伝搬状態と対象物の表面について
 新しい非線形パラメータが大変有効である事例を確認しています。

特に、洗浄・加工・表面処理効果に関する評価事例・・
 良好な確認に基づいた、制御・改善・・・が実現しています。



<参考>
以下のプログラムを参考にして開発・作成した
 オリジナルソフト(解析システム)を
 オープンソースの統計解析システム 「 R 」 で
 実行・解析を行っています

生体のゆらぎとリズム コンピュータ解析入門:和田孝雄/著:講談社

赤池モデルを臨床にいかす画期的な解説書。
1/fゆらぎ解析に必須かつ難解な赤池モデルと、臨床への応用を懇切丁寧に解説。
生体のダイナミクスに関心をもち臨床デ-タ解析に携わる医学者・工学者待望の書

内容(「MARC」データベースより)
〈CD-ROM付き〉生体のゆらぎとリズムの時系列解析への入門。
 第一線の研究者である著者が、経験した者だけが知る様々な困難点について、
 他に類例のないユニークな視点から細部の議論を展開する。

生体のゆらぎとリズム 和田孝雄著
添付されたプログラムの使用方法
*.exe 実行ファイル
*.for フォートランのソースファイル
*.dat データファイル(解析するデータはこのファイル名で設定する)

ARモデル解析
 ARBG.EXE SPECTRM.DAT BURG法によるスペクトル解析 
ARYW.EXE SPECTRM.DAT YULE-WALKER法によるスペクトル解析
ARHH.EXE SPECTRM.DAT HOUSEHOLDER法によるスペクトル解析
FFTGTZL.EXE SPECTRM.DAT GOERTZEL法によるスペクトル解析

インパルス応答(時間領域での伝達特性
        ラプラス変換するとS領域での伝達特性)
周波数伝達関数(周波数領域での伝達特性)
 AIRCV2.EXE ARV2.DAT 2変数のインパルス応答
AIRCV3.EXE ARV3.DAT 3変数のインパルス応答

多変量自己解析モデルによるフィードバック解析
 ARPCV2.EXE ARV2.DAT 2変数のパワー寄与率
ARPCV3.EXE ARV3.DAT 3変数のパワー寄与率
DETRND2.EXE ARV2.DAT 2変数のトレンド除去
DETRND3.EXE ARV3.DAT 3変数のトレンド除去

その他
COSINOR.EXE SIMAMOTO.DAT コサイナー法

DET8PT.EXE DEFT8PT.DAT  離散フーリエ変換

F1YURAGI.EXE データ無し 1/Fゆらぎ

実行方法
 *.EXEファイルを実行すると
 *.DATファイルのデータを解析して
 *.TXTファイルに結果を出力する

注意:繰り返す場合には*.TXTファイルは削除すること
   データを変更する場合は、*.DATファイルのデータを変更する
   *.for フォートランのソースファイルを修正して、
   実行ファイルを作成すると、連続解析が可能になります



<<超音波の音圧測定・解析>>

1)多変量自己回帰モデルによる
 フィードバック解析により
 超音波伝搬状態の安定性・変化について解析評価します

2)インパルス応答特性・自己相関の解析により
 対象物の表面状態・・に関する解析評価を行います

3)パワー寄与率の解析により
 超音波(周波数・出力)、形状、材質、測定条件・・
 データの最適化に関する解析評価を行います

4)その他(表面弾性波の伝搬)の
 非線形(バイスペクトル)解析により
 対象物の振動モードに関する
 ダイナミック特性の解析評価を行います

この解析方法は、
 複雑な超音波振動のダイナミック特性を
 時系列データの解析手法により、
 超音波の測定データに適応させることで実現しています。



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超音波実験 (超音波システム研究所 ultrasonic-labo)

2016-11-10 14:01:08 | 超音波システム研究所2011

超音波実験 (超音波システム研究所 ultrasonic-labo)


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