超音波システム研究所

超音波の新しい利用に関するブログです

超音波の伝搬状態を測定・解析・評価する技術

2018-07-20 13:08:05 | 超音波システム研究所2011
超音波の伝搬状態を測定・解析・評価する技術
 

超音波システム研究所は、
多変量自己回帰モデルによるフィードバック解析技術を応用した、
「超音波の伝搬状態を測定・解析・評価する技術」を開発しました。

超音波テスターを利用したこれまでの
計測・解析・結果(注)を時系列に整理することで
目的に適した超音波の状態を示す
新しい評価基準(パラメータ)になることを確認しました。

 

注:
非線形特性
応答特性
ゆらぎの特性
相互作用による影響

統計数理の考え方を参考に
対象物の音響特性・表面弾性波を考慮した
オリジナル測定・解析手法を開発することで
振動現象に関する、詳細な各種効果の関係性について
新しい理解を深めています。

その結果、
超音波の伝搬状態と対象物の表面について
新しい非線形パラメータが大変有効である事例を確認しています。

 

特に、洗浄・加工・表面処理効果に関する評価事例・・
良好な確認に基づいた、制御・改善・・・が実現しています。

<統計的な考え方について>
統計数理には、抽象的な性格と具体的な性格の二面があり、
具体的なものとの接触を通じて
抽象的な考えあるいは方法が発展させられていく、
これが統計数理の特質である

 

<参考>
以下のプログラムを参考にして開発・作成した
オリジナルソフト(解析システム)を
オープンソースの統計解析システム 「 R 」 で
実行・解析を行っています

生体のゆらぎとリズム コンピュータ解析入門:和田孝雄/著:講談社

赤池モデルを臨床にいかす画期的な解説書。
1/fゆらぎ解析に必須かつ難解な赤池モデルと、臨床への応用を懇切丁寧に解説。
生体のダイナミクスに関心をもち臨床デ-タ解析に携わる医学者・工学者待望の書

内容(「MARC」データベースより)
〈CD-ROM付き〉生体のゆらぎとリズムの時系列解析への入門。
第一線の研究者である著者が、経験した者だけが知る様々な困難点について、
他に類例のないユニークな視点から細部の議論を展開する。

生体のゆらぎとリズム 和田孝雄著
添付されたプログラムの使用方法
*.exe 解析実行ファイル
*.for 解析プログラムファイル(フォートランのソースファイル)
*.dat 解析データファイル

 

インパルス応答(時間領域での伝達特性
ラプラス変換するとS領域での伝達特性)
周波数伝達関数(周波数領域での伝達特性)
AIRCV2.EXE ARV2.DAT 2変数のインパルス応答
AIRCV3.EXE ARV3.DAT 3変数のインパルス応答

多変量自己解析モデルによるフィードバック解析
ARPCV2.EXE ARV2.DAT 2変数のパワー寄与率
ARPCV3.EXE ARV3.DAT 3変数のパワー寄与率

 
 

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オリジナル超音波プローブの「発振・制御」 ultrasonic-labo

2018-07-20 11:32:23 | 超音波システム研究所2011

オリジナル超音波プローブの「発振・制御」 ultrasonic-labo


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表面検査対応超音波プローブ

2018-07-20 09:43:13 | 超音波システム研究所2011

表面検査対応超音波プローブ

表面検査対応超音波プローブを開発

━━━━━━━━━

超音波システム研究所は、
超音波の計測・解析技術を応用して、
部品の表面を検査する新しい超音波プローブを開発しました。

新しいタイプの超音波プローブによる応用測定システムです。
 測定する目的に合わせた、表面を伝搬する超音波を計測します。

圧電素子の特性に関して、弾性波動を考慮した解析で、
 各種の振動状態(モード)として
 表面の検査機能が可能になるプローブです。

オシロスコープに接続して利用することができます。
 
検出データをフィードバック解析することにより
 超音波による
 各種現象(非線形現象、衝撃波、音響流、キャビテーション・・)を
 グラフ(数値・・)により確認できます。

発振回路と組み合わせることで
 各種応答特性を確認・検出できます
 その結果、部品や材料の様々な特性が評価できるようになります

計測以外にも、新しい応用対応を実現しています

超音波プローブ
 利用目的を確認した「オーダーメード対応」します

超音波システム研究所

 

 


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表面弾性波を利用した超音波制御技術を開発

2018-07-20 09:03:30 | 超音波システム研究所2011
表面弾性波を利用した超音波制御技術を開発
 

超音波システム研究所は、
超音波伝搬状態のコントロールに関して、
弾性体の表面弾性波を利用した、
超音波制御技術を開発しました。

 

超音波伝搬状態の測定・解析・評価・技術に基づいた、
精密洗浄・加工・攪拌・・・への新しい応用技術です。

各種材料の音響特性(表面弾性波)の利用により
20W以下の超音波出力で、
3000リッターの水槽でも、
10mの鉄鋼配管・・・でも、
対象物への超音波刺激は制御可能です。

 

弾性波動に関する工学的(実験・技術)な視点と
抽象代数学の超音波モデルにより
非線形現象の応用方法として開発しました。

 

ポイントは
表面弾性波の利用です、
対象物の条件・・・により
超音波の伝搬特性を確認することで、
オリジナル非線形共振現象(注1)として
対処することが重要です

注1:オリジナル非線形共振現象
オリジナル発振制御により発生する高調波の発生を
共振現象により高い振幅に実現させたことで起こる
超音波振動の共振現象

 

様々な分野への利用が可能になると考え
各種コンサルティングにおいて提案しています。

参考動画
オリジナル非線形共振現象

https://youtu.be/-LnmwbPu-wg

https://youtu.be/ndRIIdVAr8Q

https://youtu.be/ir_z0o8XfFU

https://youtu.be/w-VicoyU7Bs

 
 

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